内容説明
5筋位取り、対居飛穴、後手5四歩型、居飛車の全ての対策を打ち破る。先手中飛車戦術書の決定版。
目次
序章 先手中飛車の主要変化
第1章 右銀急戦の攻防
第2章 後手6三銀型急戦
第3章 後速後手7三銀型の攻防
第4章 居飛車穴熊VS先手中飛車
第5章 居飛車後手5四歩型の攻防
著者等紹介
村田顕弘[ムラタアキヒロ]
1986年7月14日生まれ。富山県魚津市出身。1999年6級で中田章道七段門。2001年2月、初段。2007年10月1日、四段。2012年3月6日、五段。居飛車、振り飛車を指しこなし、オリジナルの序盤にこだわりを持つ研究家。詰将棋創作を得意とし、2012年1月から将棋世界(日本将棋連盟発行)の詰将棋サロンを担当。第73期順位戦でC級1組に昇級、第22期銀河戦決勝トーナメント進出、第40期棋王戦本戦ベスト16進出など各棋戦で活躍中である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そり
15
戦後最年長デビューを果たした今泉四段が、NHK杯にて最強の藤井七段を下したことは衝撃だった。それに感化されて先手中飛車をやってみようと思った次第である。著者は真摯かつ正直なところが知られており、またこの本でも振り飛車と居飛車のどちらかに偏る目を持たない。故にまいった、というのが正直な気持ちである。対居飛車穴熊にたいして互いに力を尽くした場合どうにも良くならない。良くて、研究課題という評価。と言ったものの知らなければ指せないほど、広い。その広さに驚きをもって読めた。勝ちに拘るわけでなし、互角ならまあいいか。2018/07/22