マイナビ出版ファン文庫<br> サムウェア・ノットヒア―ここではない何処かへ

個数:
電子版価格
¥693
  • 電子版あり

マイナビ出版ファン文庫
サムウェア・ノットヒア―ここではない何処かへ

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 323p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784839960599
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

失われないものなんて、この世界には何ひとつない―。 心の奥から涙が零れる、かけがえのない喪失の物語。失われないものなんて、
この世界には何ひとつない――。

美術教師・栄一郎は自身の個展にとある絵を持ち込んでいた。『ここではない何処かへ(サムウェア・ノットヒア)』というその作品は、圧倒的な存在感を放ち、見る者に痛烈に何かを問いかけてくる―。高校時代、栄一郎は幼馴染みの零子と美術同好会に入っていた。零子はいつも憑かれたように没頭して絵を描き、溢れんばかりの才能を持つが、彼女はいつも「失敗作だ」と言って…。心の奥から涙が零れる、かけがえのない喪失の物語。

小野崎 まち[オノザキマチ]
二十世紀末生まれ。
関東北部在住。

カスヤナガト[カスヤナガト]

内容説明

失われないものなんて、この世界には何ひとつない―。美術教師・栄一郎は個展にひとつだけ自身のではない絵を持ち込んでいた。『ここではない何処かへ』というその作品は圧倒的な存在感で、見る者に痛烈に何かを問いかけてくる―。高校時代、栄一郎は幼馴染みの零子と美術同好会に入っていた。零子はいつも憑かれたように絵を描き、溢れんばかりの才能を持つが、あることをきっかけに心を壊していき…。読めば3回涙する、ひりつくように愛おしい喪失の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

51
芸術家の感性と言うものを爪の先程も持たぬ私には、高校生でありながらもがき苦しみながら描く絵と言うものが悩ましい。幼い頃憧れていたお隣のお姉さんの死をきっかけに、忘れ去られるという恐怖から、生き辛さにもがき苦しむ少女とその少女の隣に寄り添う不器用ではあるが光に満ちた少年との絵画の世界。この本に登場する海外の画家の絵もいい味を出していました。ただ・・もう若くない私が読ませてもらうには出会いが遅過ぎました。2019/02/12

Mitsuru Umeda

7
表紙を見て、もっと軽ぅ~い軽ぅ~いライトな恋愛小説を想像していた。 読んでいて最初はなかなか感情移入できなかった。 主人公はべらんめえ口調だし、ヒロインは眼鏡じゃないし不潔だし。 でも次第に物語に呑み込まれて最後にはドップリと浸かってしまった。 べらんめえ口調も気にならない程に。 生きるのが苦手な少女と不器用な少年が、もがき苦しむ物語。 読み終わったとき、心にポッカリと穴が開いた感じ まさに「喪失感」 かなりの感動作、素晴らしい本だった。 ただ、この本の唯一の失敗は表紙の軽すぎるイラスト・・・ 2017/12/10

yamakujira

5
ともに絵を描くことが好きな幼なじみの高校生男女、栄一郎は傲岸なほど生意気で、零子は内気で他人と関われない。あるきっかけで、絵を描くことで自分を保っていた零子の心が壊れていき、距離感をつかめない栄一郎は彼女を救おうと絵筆を握る。絵画に興味も知識もないから作中の描写が理解しにくいことを別にしても、ふたりの人物造形が極端すぎて白けた気持ちがぬぐえない。苦悩する少女の葛藤も、少年のひとりよがりの言動も、ゆがんだ共依存に見えて嫌悪感をいだいてしまった。ふつう子供に零子なんて名前はつけないよねぇ。 (★★★☆☆)2018/04/18

チェス

4
ちょっと私にはよく分からなかった。2020/09/30

たまき

4
いつの間にか話に引き込まれていました。この人の書く表紙が好きで手に取った本。内容もとても好きなものでした。お互いに好きで、想い合っていて、離れたくない。けど、それと同じぐらい、一緒にいることが辛くて苦しくて離れたい。そんな2人の何とも言い難い複雑な関係に惹かれました。私は、過去を乗り越えられる人間か、それとも乗り越えられず蓄積されていく人間か。2016/11/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11163410
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品