出版社内容情報
定跡伝道師こと所司和晴七段が戦法の定跡をあますことなく伝授する早分かり定跡ガイドシリーズ。 第7弾は横歩取りを解説定跡伝道師こと所司和晴七段が戦法の定跡をあますことなく伝授する早分かり定跡ガイドシリーズ。
第7弾は横歩取りです。
現在プロ・アマ問わず大流行している横歩取り。本書は基本の駒組みから相横歩取り、△8五飛戦法、そして最新の△8四飛・5二玉・7二銀型まで7章にわたって解説したものです。
これまでの早分かりシリーズ同様、先手、後手どちらにも肩入れすることなく中立の立場で定跡を紹介しており、先手になっても後手になっても使える内容となっています。
横歩取りは複雑、難解というイメージがありますが、まずは各戦型における定跡手順を知ることが理解の第一歩となります。定跡とはプロ棋士が試行錯誤の果てに作り上げた互いの最善手の応酬ですから、定跡を覚えることはそれだけで大きなアドバンテージとなります。
日々の実戦の将棋にも、プロの対局観戦にも大いに役立つ一冊。
ぜひ本書で横歩取りの定跡をマスターしてください。
序 章 横歩取りの駒組み
第1章 △3三角・8四飛・5二玉・7二銀型
第1節 △7二銀に▲3八金の変化
第2節 △7二銀に▲3八銀の変化
第2章 △3三角・8四飛・5二玉・5一金型
第1節 △5一金に▲3八銀の変化
第2節 △5一金に▲3八金の変化
第3章 △3三角・8四飛・5二玉・7二金型
第1節 ▲4八銀に△1四歩の変化
第2節 ▲4八銀に△7四歩の変化
第4章 △3三角・8四飛・5二玉型対▲6八玉型
第1節 ▲6八玉に△7二銀の変化
第2節 ▲6八玉に△7二金の変化
第5章 △8五飛戦法
第1節 △4一玉に▲5八玉の変化
第2節 △4一玉に▲4八銀の変化
第3節 △4一玉に▲6八玉の変化
第4節 △4一玉に▲7七角の変化
第6章 ▲5八玉早上がり型
第1節 ▲5八玉に△5二玉の変化
第2節 ▲5八玉に△2二銀の変化
第7章 相横歩取り
第1節 △7六飛に▲7七銀の変化
第2節 △7六飛に▲7七桂の変化
所司 和晴[ショシカズハル]
1961年10月23日、東京都江東区の生まれ
1978年11月、5級で(故)平野広吉七段門
1985年6月、四段
2002年4月、七段
将棋の普及に尽力しており、弟子に渡辺明竜王、松尾歩八段、
宮田敦史六段、石田直裕四段、石井健太郎四段、近藤誠也四段
らがいる。趣味はシャンチー(中国象棋)。
主な著書=「【決定版】駒落ち定跡」「二枚落ち裏定跡」(日本将棋連盟)、「早分かり 角換わり定跡ガイド」「早分かり 相振り飛車定跡ガイド」「早分かり 角道オープン四間飛車定跡ガイド」「早分かり 相矢倉定跡ガイド」「早分かり 石田流定跡ガイド」「早分かり 中飛車定跡ガイド」「新・東大将棋ブックス(全4巻)」「仕掛け大全(全3巻)」「将棋定跡最先端(全2巻)」「東大将棋ブックス(全38巻)」「急戦!振り飛車破り(全5巻)」(マイナビ出版)、「シャンチー(中国将棋)入門」(河出書房新社)。
内容説明
流行の横歩取りの定跡を一冊で網羅。先手・後手両方の指し方を丁寧に解説。図面は全て形勢判断入り。
目次
序章 横歩取りの駒組み
第1章 後手3三角・8四飛・5二玉・7二銀型
第2章 後手3三角・8四飛・5二玉・5一金型
第3章 後手3三角・8四飛・5二玉・7二金型
第4章 後手3三角・8四飛・5二玉型対先手6八玉型
第5章 後手8五飛戦法
第6章 先手5八玉早上がり型
第7章 相横歩取り
著者等紹介
所司和晴[ショシカズハル]
1961年10月23日、東京都江東区の生まれ。1978年11月、5級で(故)平野広吉七段門。1985年6月、四段。2002年4月、七段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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