出版社内容情報
ジル・バークレム[ジル バークレム]
著・文・その他
こみや ゆう[コミヤ ユウ]
翻訳
内容説明
ポピーとダスティのあいだに、3びきの赤ちゃんがうまれました!ところが、粉ひき小屋は、子育てするには、うるさすぎて、ポピーは、すこしつかれぎみ。そんなとき、アップルおじさんが、空き家を、ダスティたちの新居にしてあげようと、おもいつきます。さあ、ポピーにないしょの、ひっこし大作戦のはじまりです!イギリスの美しい田園の中で素朴に、そして、心豊かに暮らす世界的ロングセラー「野ばらの村の物語」のアドベンチャーシリーズ。
著者等紹介
バークレム,ジル[バークレム,ジル] [Barklem,Jill]
1951‐2017。イギリス・エセックス州エピングの森の近くで生まれ、自然に囲まれた幼少期を過ごす。13歳の時に網膜剥離を患い、スケッチや読書に没頭するようになる。ロンドンのセント・マーチンズ美術学院に通うなかで、「野ばらの村」の世界観が生まれ、1980年に最初の4冊がシリーズとして出版。その後、13ヶ国語に翻訳され世界的な大ヒットとなる。1982年、ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞
こみやゆう[コミヤユウ]
1974‐。東京都に生まれる。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家、良心的兵役拒否者である故北御門二郎(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
35
シリーズとは知らず手に取った。自宅兼職場は赤ちゃんを育てるには不向き。子育てに疲れているポピーのために、素敵なお家に引っ越しのサプライズ。ポピーの幸せそうな顔がいい。隅々まで素敵に描かれていて、じっくり絵も堪能しました。シリーズ最初から読みたい。2023/04/09
カタコッタ
11
素敵なお家に引っ越ししたダスティとポピー夫婦。お話は無事引っ越す事ができるまでの過程です。3人の赤ちゃんに振り回され疲れ果てているポピーはどんなにうれしかったでしょうか。大事に大事に子育てをする描写に胸を打たれる思いです。来春初孫がやってくる予定の私、赤ちゃんの登場に興味深々で読みました。2022/12/01
遠い日
8
「野ばらの村の物語」シリーズ8。ポピーとダスティに三つ子の赤ちゃんが生まれ、ポピーは育児に疲れぎみ。住まいの粉挽き小屋はうるさすぎるのです。そこで、アップルおじさんがポピーたちに空き家を紹介、内緒で引越しの算段をします。三つ子の命名式までに整えようと村のみんなが密かに協力して、傷んだ家のあらゆるところを改装。みんなでやれば、すばらしい結果となります。ポピーが喜んだことは言うまでもありません。濃やかに描き込まれたイラストがすてきで、家を整え、快適に住むことの意味を考えさせられます。2022/11/27
Eri
4
娘小5図書館。 今回もとても可愛らしいお話でした。 ポピーや赤ちゃんのために奔走するダスティとねずみたちが本当に素敵! 子育てで疲れちゃうのも分かるし、それをそっと支えてあげるダスティもいいな。2023/06/06
ルナ
1
野ばら村のねずみたちの優しさが溢れるお話し。2024/12/13