出版社内容情報
「得点力のあるプレーヤーを押さえることができない」、「相手に簡単に決められるシュートを何度も許してしまう」「相手の速攻を止めることができない」「1対1の能力が優れたチームが相手だと、歯が立たない」・・・。こんな状況にあるチームを何とかしたいと思うプレーヤーは多いはずです。みなさんはディフェンスの基本であり、最も強力に相手の攻撃を封じ込められるマンツーマンディフェンスについて、どれだけのことを理解しているでしょうか。マンツーマンディフェンスというシステムを基本からしっかり理解することによって、チームディフェンスは驚くほど強固になります。1対1の能力で劣るチームであっても、5人がシステムを理解して協力すれば、勝利を手繰り寄せることはできるのです。本書では、マンツーマンによるチームディフェンスの考え方と練習法、実戦での効果的な実行方法を丁寧に解説します。バスケットボールを教えるコーチや先生はもちろん、 競技をはじめたばかりの小学生から経験の長い社会人まで、 どんなレベルの方でも、練習や試合ですぐに生かせるマンツーマンディフェンスの構築法を学べます。
内容説明
約束事(チームルール)がマンツーマンDFを強くする!!「攻めるディフェンス」で相手の得点をシャットアウト!!練習法まで徹底解説。
目次
1 組織プレーとして機能させるマンツーマンディフェンスの基本
2 相手の攻撃を限定するボールマンに対するディフェンス
3 有効なパスを通させない2対2のディフェンス
4 守備の綻びをカバーする3対3、4対4のディフェンス
5 相手にチャンスを与えないスクリーンとカットに対するディフェンス
6 基本技術を実戦で生かす5対5のディフェンス
7 自由にボールダウンさせないためのマンツーマンプレス
著者等紹介
小野秀二[オノシュウジ]
1958年秋田県出身。熊代第一中学でバスケットボールを始め、能代工業高校3年時に初の高校3冠達成。筑波大学進学後、日本代表に選出。80年に住友金属に入社し、ポイントガードとして82年日本リーグ優勝、84年全日本総合選手権優勝。88年愛知学泉大学のヘッドコーチに就任し、男子バスケットボール部を創部、東海学生選手権11連覇、2000年西日本学生選手権優勝、インカレ4位に導く。2000~01シーズンよりJBLトヨタ自動車アルバルクのアシスタントコーチに就任。2005年より8年に渡りJBL日立サンロッカーズのヘッドコーチを務め、2009年東アジア大会では男子日本代表のヘッドコーチも兼任する。2014年よりアースフレンズ東京Zヘッドコーチに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。