出版社内容情報
「恋だの愛だの、僕はもう疲れてしまったよ――」“本屋さん”とお世話係・宵子の昭和レトロ浪漫。「恋だの愛だの、僕はもう疲れてしまったよ――」
懐かしくて、少し切ない“本屋さん”とお世話係・宵子の昭和レトロ浪漫。
商店街から少しはずれた場所にある、薄汚れた看板と蜘蛛の巣のかかった木造の古い一軒家――『山下書店』。しかも、そこから出てきたのは、よれよれの和服姿の店主・一生……。
自立した女性になるため親の反対を押し切り家政婦になるため田舎から出てきた宵子は、そこが新しい職場だと知り、愕然とする。
が、元来だらしないことが大嫌いな宵子は、開店休業状態の古本屋とズボラすぎる雇い主・一生こと“本屋さん”を何とかせねば!と一念発起。
客の手作り紙芝居の秘密を探ったり、絵本を抱えた不思議な少年に出会ったり、商店街の割烹『藍のれん』の夫婦から人生訓を授かったり、奇妙な共同生活が始まる。男やもめで引きこもり、変わり者の雇い主・一生こと“本屋さん”を変えたのは――?
ほのぼのと心温まる、懐かしくて少し切ない、昭和レトロ浪漫。
南 潔[ミナミキヨシ]
小説とイラストで活動中。2013年には書籍『恋獄トライアングル』(新潮社刊)、2014年には『恋愛教室』シリーズ(徳間書店刊)、2016年『質屋からすのワケアリ帳簿』を上下巻で刊行し、大好評を博した。その他、電子書籍も多数刊行。
あんべよしろう[アンベヨシロウ]
内容説明
親の反対を押し切り、家政婦になろうと田舎から出てきた宵子だが、職場が古すぎる『山下書店』で雇い主がズボラな店主・一生だと知り愕然とする。が、開店休業状態の店と一生を何とかしよう!と一念発起。一生こと“本屋さん”との共同生活が始まる。客の持ち込んだ紙芝居の秘密を見つけたり、不思議な少年に会ったり、割烹『藍のれん』の夫婦から人生訓を授かったり…心温まる古書店ストーリー。
著者等紹介
南潔[ミナミキヨシ]
小説とイラストで活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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hirune
はつばあば
キラ@道北民
たるき( ´ ▽ ` )ノ
うまる