出版社内容情報
中盤に生じる手筋で、初段ぐらいの棋力の方でも知っている人が少ない手筋を紹介。「え?こんな手があるの?」という手筋が囲碁には存在します。それもプロアマ問わず、よくある布石の形で登場する手です。相手が知らないと、すぐに有利になる「荒らし」・「分断」の手筋や、自分が知らないとすぐにピンチになってしまう「整形」の手筋などです。プロの間ではその手が存在するために、互角だと考えられてきた分かれが、一方の有利な分かれと結論が変わった形もあります。そんな、知っているのと知らないのでは天地の差が生まれる手筋を36型紹介します。
また、一つの手筋ごとにまとめページを設けているので、一通り本書を読んだ方は、まとめページを活用して復習するとスッキリ覚えることができるでしょう。
オススメの棋力は初段前後の方ですが、中には高段者が知らない手筋も紹介しています。本書の手筋を身につけ、碁敵だけではなく、普段、石を置いている相手にも「アッ」と言わせてください。
第1章
エグリ、荒らし1
第2章
エグリ、荒らし2
第3章
サバキ
第4章
整形
第5章
分断
松本 武久[マツモトタケヒサ]
松本 武久 (まつもと・たけひさ) 七段
昭和55年生まれ。長崎県出身。日本棋院東京本院所属。二十五世本因坊治勲門下。平成9年入段。20年七段。
18年新人王戦優勝。25年第38回碁聖戦挑戦者決定戦進出。
著書に「すぐに使える 辺の死活徹底ガイド」(マイナビ出版)がある。
内容説明
実戦で即戦力の手筋36選!知っているだけで20目得する!序盤の頻出形から生じる手ばかりだから、実戦に応用できる。テーマの最後にまとめページがあるから、スッキリ分かりやすい。「荒らし」、「サバキ」、「整形」、「分断」の手筋を身につけ、ライバルに差をつける!
目次
第1章 エグリ、荒らし1
第2章 エグリ、荒らし2
第3章 サバキ
第4章 整形
第5章 分断
著者等紹介
松本武久[マツモトタケヒサ]
昭和55年生まれ。長崎県出身。日本棋院東京本院所属。二十五世本因坊治勲門下。平成9年入段、20年七段。平成18年第31期新人王戦で優勝し、初タイトル獲得。22年第3回台日精鋭プロ囲碁選手権準優勝。25年第38期碁聖戦挑戦者決定戦進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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