出版社内容情報
倉本 聰[クラモト ソウ]
著・文・その他
内容説明
やすらぎの郷―テレビに功績のあった者だけが入れる無償の老人ホーム。テレビ創成期より脚本家として活躍していた菊村栄(石坂浩二)は、認知症にかかった元女優である妻の介護に疲れ果てた時に入所の誘いを受け、二人で入ることに決めた。だがその矢先、妻は亡くなってしまう。「やすらぎの郷」でひとり暮らすことを決意し、足を踏み入れた菊村。そこには共に仕事をした往年のスター、スタッフたち。こうして一癖も二癖もある面々との新たな生活が始まって…。家族との絆、遺産、過去への想い、切ない恋、死への恐怖―「老い」をあくまでユーモラスに描く、9年ぶり連続ドラマ、書き下ろし最新作。
著者等紹介
倉本聰[クラモトソウ]
1935年、東京都出身。作家・脚本家・劇作家・演出家。東京大学文学部美学科卒業後、1959年ニッポン放送入社。1963年に退社後、脚本家として独立。1977年、富良野に移住。1984年から2010年まで、役者やシナリオライターを養成する私塾「富良野塾」を主宰。卒業生とともに創作集団「富良野GROUP」を立ち上げ、現在は主に舞台公演を中心に活動している。2006年より「NPO法人富良野自然塾」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ikutan
62
倉本總氏 書き下ろし。少しずつ進む帯ドラマは焦れったいので、脚本で一気に読みたいと思って。テレビに貢献した人たちだけが入れる老人ホーム、やすらぎの郷が舞台。石坂浩二演じるシナリオライターが認知症の妻を亡くして、この施設にやってくる。そこには、個性豊かな面々が。シナリオなのでサクサクと。キャストも決まっているのでまさに茶の間でテレビを観ている感じです。ドタバタあり、懐かしさあり。中、下巻と続くみたいですが、ずっとこんな感じなのかな。2017/05/26
ごへいもち
18
GYAOで配信されているので視聴しながら。登場する俳優たちの年齢をウィキで確認しつつ。八千草薫、石坂浩二若いなぁ。浅丘ルリ子は台詞に難がそろそろ…?2019/02/24
海(カイ)
15
ドラマが面白くて、買っちゃいました!場面場面が浮かんできて、楽しく読めます。続きも読みたい!2017/06/04
椿
11
時々しか見てないので、話が繋がって楽しい。次巻も、早く読もう。2017/09/14
山猫
8
再放送しないかなぁ。2017/11/10