将棋連盟文庫<br> 升田の研究―鬼手と石田流

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将棋連盟文庫
升田の研究―鬼手と石田流

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  • サイズ A6判/ページ数 470p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784839956165
  • NDC分類 796
  • Cコード C2076

出版社内容情報

升田幸三実力制第四代名人による2冊の名著「鬼手の研究」「升田式石田流」を合わせて文庫化。

「自分よりも強い相手に勝つにはどうすればよいのか」

 将棋ファンにとって永遠のテーマであるこの問いに、本書が示すのは「思いもよらない奇想」。随所に「升田幸三の将棋観」を散りばめながら、独創的な序盤戦術と敵の虚を突く鬼手の数々を解説しています。

 第1部「鬼手の研究」では序盤で敵を壊滅させる奇襲・荒業の研究や基本技の研究に加え、プロ棋士の実戦を題材にした鬼手の数々を紹介しています。
 相手の悪手を悪手としなければ、悪手変じて好手ということになりかねません。チャンスをつかむ逆転の勝負術を磨いてください。

 第2部「升田式石田流」では、升田式石田流のすべてを升田幸三渾身の筆致で学ぶことができます。
 1971年、第30期名人戦――。大山康晴名人を相手に新戦法の真価を試すべく、升田は升田式石田流を連採しました。しかし惜しくも敗れた升田は、以後名人戦の舞台に立つことはかなわず、一つの時代が終焉を迎えたのです。
 ところが升田式石田流は40年以上たった今も、当時の研究をベースとしたまま、プロの第一線で活躍を続けています。升田式石田流の誕生と発展の過程、この戦法特有の基本手筋をこの一冊で学ぶことができます。

 本書は「鬼手の研究―強い奴に勝つ将棋―」(経済界)と「升田式石田流」(日本将棋連盟)の2冊を1冊の文庫にしたものです。独特の語り口で語られる、研究と将棋観の一端をご堪能ください。

第1部 鬼手の研究

第1章 奇襲・荒技の研究
 奇襲1 鬼殺し戦法
 奇襲2 早石田戦法
 奇襲3 向かい飛車戦法
 奇襲4 中飛車戦法
 奇襲5 ▲2四歩誘導戦法

第2章 基本技の研究

第3章 鬼手の研究PART?T

第4章 鬼手の研究PART?U


第2部 升田式石田流

第1章 升田式石田流の指し方
 第1節 浮き飛車型
 第2節 古典石田の研究
 第3節 向かい飛車型
 第4節 角交換型

第2章 升田式石田流の実戦
 第1節 浮き飛車型
 第2節 向かい飛車型
 第3節 角交換型

【著者紹介】
1918年3月21日、広島県双三郡三良坂町(現・三次市)の生まれ。1932年、故木見金次郎九段門。1936年、四段。1947年、八段。1958年、九段。 1951年、第10期名人戦でタイトル戦初挑戦。52年、第1期王将戦で初タイトル獲得、木村義雄名人を半香に指し込む。さらに56年、第5期では大山康晴名人を指し込み、香落ち番も勝つ。57年、九段位を奪取。同年、念願の名人位を獲得。史上初の三冠独占を達成する。79年、引退。88年、実力制第四代名人。タイトル戦登場23回、獲得は名人2、九段2、王将3の合計7期。名人・A級には連続31期。ほか棋戦優勝6回。通算成績544勝376敗。 73年、紫綬褒章受賞。78年、関西将棋会館建設委員。91年4月5日、心不全で死去。享年73歳。

内容説明

独創的な序盤戦術。敵の虚を突く鮮烈な鬼手。升田幸三が明かす実戦的勝負術。

目次

奇襲・荒技の研究(鬼殺し戦法;早石田戦法;向かい飛車戦法;中飛車戦法;先手2四歩誘導戦法)
基本技の研究
鬼手の研究

著者等紹介

升田幸三[マスダコウゾウ]
1918年3月21日、広島県双三郡三良坂町(現・三次市)の生まれ。1932年、故木見金次郎九段門。1936年、四段。1947年、八段。1958年、九段。1951年、第10期名人戦でタイトル戦初挑戦。52年、第1期王将戦で初タイトル獲得、木村義雄名人を半香に指し込む。さらに56年、第5期では大山康晴名人を指し込み、香落ち番も勝つ。57年、九段位を奪取。同年、念願の名人位を獲得。史上初の三冠独占を達成する。79年、引退。88年、実力制第四代名人。タイトル戦登場23回、獲得は名人2、九段2、王将3の合計7期。名人・A級には連続31期。ほか棋戦優勝6回。通算成績544勝376敗。73年、紫綬褒章受章。78年、関西将棋会館建設委員。91年4月5日、心不全で死去。享年73歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kokada_jnet

10
「鬼手の研究―強い奴に勝つ将棋―」(経済界)と「升田式石田流」(日本将棋連盟)の2冊を1冊にしたものだが。前者は升田以外の対局の「鬼手」の解説が多数含まれているし「升田の著書」と呼べるか微妙。2016/06/07

books

1
研究と書いてあるので難しそうだが、初心者にもわかるし、なんといっても文章がおもしろくてついつい読み進めてしまう。現代将棋の先駆けといわれる鉄人の洞察力はすごい!

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