内容説明
加藤流+3七銀戦法の基本、矢倉を指すための絶対条件。
目次
加藤流(先手3七銀戦法の入口;加藤流先手1六歩;先手7五同歩に後手4五歩の変化 ほか)
先手3七銀戦法の入口その1(先手4六銀にすぐ後手4五歩)
先手3七銀戦法の入口その2(原点の攻め;最強の反撃)
先手3七銀戦法の入口その3(5八飛戦法;後手9四歩の待機;後手8五歩の変化 ほか)
先手3七銀戦法の入口その4(2五歩戦法;9六歩型)
先手3七銀戦法の基本定跡(穴熊の出現;後手6四角の待機策)
著者等紹介
木村一基[キムラカズキ]
昭和48年6月23日生まれ、千葉県四街道市出身。60年、6級で(故)佐瀬勇次名誉九段門。63年初段、平成9年四段、19年八段。タイトル戦登場は4回、棋戦優勝は2回。将棋大賞は10年新人賞、11年勝率一位賞、13年勝率一位賞、最多勝利賞、最多対局賞、21年敢闘賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ラッキー55
4
木村の矢倉37銀戦法読了。私が長年の将棋ファン であるので、時々このような本を読むが、感想を 述べるのは初めてである。木村八段は千駄ヶ谷の 受け師と言われるほど、硬い受けには定評がある。 NHKの将棋では対戦としても登場するが、解説が うまいので、自分が好きな棋士である。 また、千葉県四街道市出身でもあり、親近感がある。 さて、感想であるが、解説がうまいので、本での 解説もとても分かりやすく、長年疑問であった点 が解決されたので、歩一枚分は強くなれた気がする。2014/03/14
根室
1
現代矢倉の闘いをぼんやり思い出しながら読んだ。 いつもたくさんの人が見真似して指している3七銀戦法の成り立ち。 ああいう型になる前に水面下で色々な変化があって、なんとなくは結論が出ている。 4六銀に4五歩戦法、5八飛戦法、2五歩戦法、いろいろあった。 そういえば4六銀に4五歩は最近でも指されている。 有利や有望という結論でも、どの攻めもとても丁寧で細いので自分のレベルでは攻める側が切らされて駄目になると思う。2014/08/02
ともあむ
1
矢倉3七銀戦法を基礎から学べます。今更人に聞けないような基本的なことまで丁寧に紹介されているので、これから矢倉を始めたい人にはオススメ。基礎編ということは続編が出るのでしょうか。2013/01/07
myknek
0
タイトルに37銀戦法基礎編とあるが、基礎というよりも上級者向けである。 というのも、本書は37銀戦法の少しの手順前後による変化について書かれているので、上級者でなければ理解が難しいかと思われる。 それくらい矢倉は奥深いという事かもしれない。 プロの対局でもよく見る形であり、先手の攻め方が難しい将棋でもあるので37銀戦法を極めたい方にはオススメできる。2014/12/21
の
0
3七銀戦法の基礎を学ぶのに良い。2020/06/05