内容説明
棋士人生60年の集大成。生きる伝説・加藤一二三の名局。123局収録!!全局書き下ろし。大山から勝ち取った初タイトル十段、中原との将棋史に残る名人戦の死闘、升田、二上、米長、谷川、羽生との対決。積み重ねた1300勝1100敗の軌跡がここにある。
目次
第1部 自戦記編(大山康晴名人―第7期十段戦七番勝負第7局 会心の勝利で十段獲得;有吉道夫九段―第24期A級順位戦 両者得意、相矢倉の激突 ほか)
第2部 棋譜解説 上昇期(熊谷達人八段戦―第14期A級順位戦;大野源一八段戦―第9期王将戦挑戦者決定リーグ ほか)
第3部 棋譜解説 全盛期(升田幸三九段戦―第24期A級順位戦;加藤博二八段戦―第9期十段戦挑戦者決定リーグ ほか)
第4部 棋譜解説 円熟期(塚田泰明六段戦―第1回天王戦決勝;長谷部久雄八段戦―第48期棋聖戦二次予選 ほか)
番外編(花村元司八段戦―第9回高松宮賞争奪将棋選手権決勝戦第1局;中原誠十段戦―第16期十段戦七番勝負第6局 ほか)
著者等紹介
加藤一二三[カトウヒフミ]
1940年1月1日生まれ、福岡県嘉麻市出身。1954年8月1日、四段。1973年11月3日、九段。「神武以来の天才」「1分将棋の神様」などの異名をとる現役最年長棋士。14歳7カ月で四段(プロ入り)はいまだ破られていない最年少記録。その後4期連続で昇級昇段し1957年、A級八段に。1960年、第19期名人戦でタイトル戦初挑戦。1968年、第7期十段戦で大山十段を破り初タイトル獲得。1982年、第40期名人戦で中原名人を破り初の名人位に就く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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長岡崇
(*・ч・*)ガオー