内容説明
知っているようで知らない神話と神様の「その後」や「現在」がわかる!神話を伝える全国の神社104社を紹介。
目次
第1章 国生み
第2章 黄泉の国
第3章 天の石屋戸
第4章 須佐之男の活躍
第5章 大国主神の国づくり
第6章 国譲り
第7章 天孫降臨
著者等紹介
秦まゆな[ハタマユナ]
千葉県市川市生まれ。学習院大学文学部史学科卒。書籍、雑誌等で活躍する編集・ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ほちょこ
28
いろんな人の解説で古事記を読んでいるが、この人の解説もわかりやすい。ただ、お若い方なのか、途中で言葉がくだけちゃってイラッとするのも然り。「〜なのですよ。」ってさ、あぁそうですか。と返したくなるワタクシはすっかりおばちゃん。2021/02/15
鯖
18
この手の本では一番分かりやすかった気がする。地図が多用されていて、具体的にどこで何が起きて、どうなったかが説明されている。ただイザナギとイザナミの結婚(子作り)が最初失敗した理由に「猿山でもメスが強くなるとオスの生殖能力が減少するので、大事なところで一歩ひいて男性を立てる気遣いが必要ですよ」って、そんな局地的な一例あげて、そんなこと言われてもなあ…。その失敗したヒルコを海に流すような親に、都合よく儒教だの道徳だの持ち出されてもなあともにょるのであった。2016/03/21
むた
9
人知れず神様に興味がある。神社にお参りに行くけれどどんな神様が祀られているのかも知らずにお願い事だけはするという行為にも人知れず罪悪感のようなものがあって、せめてもの罪滅ぼしに少し勉強しようと思った次第。子供として日本の国土を産んだと言われている神様たちの系譜に連なるのが今の天皇だなんて、日本、不思議すぎるやろ。2021/04/22
海
3
ざっくり日本神話が理解でき、登場する神様がどこの神社に祀られているかも分かるので、寺社巡りを趣味とする方(初心者)向けな案内書です。神々が古事記ベースで解説されているため、ホツマツタエから入った私には違和感がありました。古事記の内容が本書の通りであるなら、個人的に、ホツマの方が整合性があるように感じるのですが、古事記と日本書紀は未読なので、読了後に比較してみたいと思っています。2018/10/24
rice
3
今年は遷宮の年ということで、ブームに流されるにも先ずは基本からと本書を手に取った。 己の無知を痛感! と同時に日本の神々の事をもっと知って、全国の神社を巡りたいという欲求に駆られている。 優しい語り口で導いてくれた著者に感謝。 繰り返し読みたい一冊。 ※それにしても神様の名前、難しすぎます。2013/09/24