内容説明
ウドちゃんが忘れてしまったであろう思い出も含めて、キャイ~ンのことぜーんぶ。食い違う記憶、交錯する事実関係、立体的に浮かび上がるエピソード。事実はただふたつ。2人でひとつ、2冊で1組、コンビ新書、右巻。
目次
第1章 ウドちゃんとの出会い
第2章 才能ってなんだろう?
第3章 キャイ~ン、夜明け前
第4章 個性ってなんだろう?
第5章 天野ひろゆき、41歳、独身
第6章 明日のキャイ~ン
著者等紹介
天野ひろゆき[アマノヒロユキ]
1970年生まれ。愛知県岡崎市出身。芸能界屈指の仲良しお笑いコンビ「キャイ~ン」のツッコミおよびネタ作り担当。『もしもツアーズ』(フジテレビ系)、『リンカーン』(TBS系)などコンビでのテレビ番組出演のみならず、個人でも司会・ナレーションほか、幅広く活動。料理レシピ本も出版。家電に詳しい“家電芸人”としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こちょちょ
2
泣きました。あと、共感できます。やっぱりキャイ〜ン大好きです!有野さんとの距離感の話、矢島さんの話が特に印象に残りました。2014/05/24
serumisu
2
【感想】お笑いコンビのそれぞれが今までを振り返る…という企画本の片割れ。天然キャラな相方に振り回されたり葛藤つつ、自分のネタを確立していく過程が凄い。【共感】なぜ、芸人は実年齢よりも若く見えるのでしょう。その答えは、常に危機感を抱えているからではないかと僕は感じています(P148)2012/01/22
みっちー
2
☆2 お互いが打ち合わせた訳でもないのに、やっぱり思い出深い事は重なってくるものですね。 天然なのにそれを活かせないウドちゃん相手に、何とかネタをつくりだしてお笑いをさせる天野くんはすごいですよ。天才への嫉妬もありながら、ウドちゃんには自分が必要なんだと思えないとやっていけない。矢島さんもすごい人だったようで、ちょっと涙ぐんだ。努力の人、天野くんに幸あれ!2012/01/08
でこ
2
やっぱりいい人で、お笑いが大好きで、ウドちゃんに関しては日本一。そんな天野くんの素の姿が、素直に、ウドちゃんよりも上手な文章で綴られていて、思わず泣き笑い。キャイ〜ンっていいなあ。2011/12/31
不自他
1
天野さんといえば『リンカーン』における「場に足りない要素を補うツッコミ」や財テクなど堅実で器用な印象。本書もそういう感じ。自身の略歴・出会った人々・そこで気づいたことが嫌味のない文章で適切に書かれていた。ウドさん、矢島さん(マネージャー・故人)との関係性が時に羨ましく時に切なく読み応えがあった。また、ウンナンのお2人に触れていたのが嬉しかった。 2017/06/10