内容説明
本書はアマプロ問わず大流行中のゴキゲン中飛車に急戦を仕掛ける戦いを解説した一冊。第1章では流行の超速先手3七銀をその狙いから、最新の形まで詳しく解説。第2章では先手5八金右超急戦の最新の形とその現状を解説しています。また、後手が超急戦を避けた場合の戦い方も詳しく解説している。ゴキゲン中飛車相手に主導権を握って戦いたい人には必携の一冊。
目次
超速先手3七銀戦法
先手5八金右超急戦
後手回避作戦
著者等紹介
中村太地[ナカムラタイチ]
1988年6月1日生まれ、東京都出身。2000年6級で米長邦雄永世棋聖門。2006年4月1日四段。2011年1月27日五段。2009年、第40期新人王戦で準優勝。2010年、第23期竜王戦ランキング戦6組で優勝。早稲田大学在学時の2010年3月、「政治経済学術院奨学金(政経スカラシップ)」を授与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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根室
2
タイトル戦を賑わせているゴキゲン中飛車の二大急戦の解説。超急戦は主流変化の現在の結論まで載っていて、後手が超急戦を避けた後の指し手の解説もある。メインは超速の解説で、広く詳しく載っている。結論が難しい形勢でも指しやすいかどうかの判断も書かれていてプロの棋譜を観賞するのに参考になると思う。あと超速の1章はもっと細かく見出しがついていたほうが良かった。8割以上が一章なので2011/11/14
walwal
2
対ゴキゲン中飛車 超速▲3七銀を中心に解説した本。最初から丁寧に解説しているが、分岐ごとの見出しがついておらずだらだら解説している印象を受ける。/最初からこの戦法をガッツリ学びたい人にはお勧めだが、ある局面の変化を知りたい場合探すのに非常に苦労する。構成に一工夫欲しい。2011/10/24
dinsmarkuniv
1
コラム。 趣味も全力で楽しむ、私生活の充実を健やかな精神として本業への集中力につなげる。2018/12/08
munesan
1
ゴキゲン中飛車に対して、とても勉強になった。超速▲3七銀戦法を活用してだいぶ戦いやすくなったし、ゴキゲン中飛車への不安もだいぶ減りましたね。▲5八金右超急戦は先手が難しいようなので、基本的には▲3七銀戦法をマスターできるよう反復して学習していこう。2017/10/24