内容説明
将棋のルールに加え、序、中、終盤の手筋がそれぞれ60問、計180問出題、解説されており、この一冊で勝つために必要な基礎知識が身に付くようになっている。
目次
序章 将棋のルール
第1章 序盤絶対手筋60(前進の歩(1)角道
前進の歩(2)飛先
衝突の歩 飛先 ほか)
第2章 中盤絶対手筋60(飛車での両取り;王手飛車;準王手飛車 ほか)
第3章 終盤絶対手筋60(垂れ歩;謝りの歩;合わせ歩+垂れ歩 ほか)
著者等紹介
渡辺明[ワタナベアキラ]
1984年4月23日東京都生まれ。1984年第19回小学生名人戦優勝、同年6級で所司和晴七段門。2000年四段(史上4人目の中学生棋士)。2005年九段(史上最年少、史上最速記録)。2004年第17期竜王戦で初タイトル獲得。2008年、第21期竜王戦で棋界史上初のタイトル戦3連敗後の4連勝で防衛し、初代「永世竜王」の資格を得る。2010年、第23期竜王戦で7連覇達成。タイトル戦登場は10回、獲得は竜王7期。棋戦優勝は4回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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太田青磁
15
序盤は基本ばかりと思っていたら、中終盤はぼろぼろ。それだけ学ぶべきことがあるということか。テレビやニコ生解説で「ここは手筋ですね」と言われたときに、せめて次の手までは理解できるようになるまで繰り返したい。2014/08/30
あなあき
2
将棋を指しこなす為に必要な基本手筋集。定跡書などを読んでいて「どうしてこうなるんだろう?」と疑問に思う箇所には必ずと言っていいほど「手筋」がウラに隠されているものだ。本書に載っている手筋をマスターすれば棋書や解説などに対する理解の度合いが格段にアップすることだろう。2013/05/19
Seele
2
一週目終了。この手の本は、漢字ドリルと一緒で、繰り返して覚えるもの。手筋本が終わったら、次は3手詰め、もしくは「美濃崩し」か「光速の手筋」に移行かなぁ。2011/12/02
農明(ノウミョウ)
2
実践に出てきそうな問題が序盤・中盤・終盤にわけて整理してあり、初心者にはポイント2011/08/13
アヒツマ
1
始めて2ヶ月の初心者です。とりあえず一読。一手形式で読みやすく、初心者に優しいつくりですが、全然ピンとこない(わからない)ものや、結構手数の多い詰みや難しいものもあり、繰り返し読まなければと思うところです。最後の方の囲い崩しの問題は「なるほど!」と楽しいので頑張って最後まで読みましょう。2017/09/08