内容説明
下ツケ、本当に理解してますか?「外側へのツケ」「三々へのツケ」など4種類のツケのほか、ボウシからのあらゆる変化まで、この一冊で小ゲイマジマリは完璧。
目次
序章 小目の小ゲイマジマリとは
第1章 下ツケ
第2章 三々へのツケ
第3章 内側へのツケ
第4章 外側へのツケ
第5章 ボウシ
第6章 実戦問題
著者等紹介
溝上知親[ミゾカミトモチカ]
昭和52年生まれ。長崎県佐世保市出身。平成元年全国少年少女囲碁大会優勝。菊池康郎氏(緑星囲碁学園)に師事。平成5年入段、17年八段。10年大手合第1部優勝。平成13年第16期NEC俊英トーナメント優勝で初タイトル獲得。第26期棋聖戦リーグ入り。平成14年第32回新鋭トーナメント優勝。第28期名人リーグ入り。平成16年第29期新人王戦で優勝。平成19年第63期本因坊戦リーグ入り。平成21年、第35期名人戦リーグ入り。平成13年棋道賞新人賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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添川
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素晴らしい名著。ハッキリ断言するが、実戦では高目や目外しより小ゲイマジマリの方が圧倒的に出現頻度が高い。級位者でも、難解で出現頻度の低い定石を覚えるより小ゲイマジマリに対する手のつけ方を学び実践した方が勝率も棋力も上がるのではないかと感じる(「星」や「小目」と同じで、「小ゲイマジマリ」に対するカカリとして覚える感覚?)。全局図が多用されているのも評価大。個人的に黒を持ったら大体初手星、3~5手目で小ゲイマジマリの布石が多いので、黒番での打ち込み対策集として使っていこうと思う。2013/07/01
ポン猫
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非常に分かりやすくまとめてある。部分的なことに加えて、大局を意識した解説が嬉しい。 この本を繰り返し読めば、小ゲイマジマリ周辺に限定せず、消し・サバキのコツが掴めるようになると思う。 大変な名著ではないか。