内容説明
拒食症患者の心の風景。凍りついたその「白い闇」に迫る。
目次
第1章 序論
第2章 歴史的視点と現代の議論
第3章 心理療法
第4章 摂食障害と対象関係
第5章 女子における性の発達と心の発達
第6章 拒食症と女性性
第7章 生と死
第8章 アセスメント
第9章 結論、そして将来への展望
著者等紹介
ロレンス,マリリン[ロレンス,マリリン] [Lawrence,Marilyn]
英国精神分析協会会員ならびに精神分析インスティチュート特別会員である。タヴィストック・クリニックの成人部門に勤務する傍ら、ロンドンで個人開業している。ロレンスは長年、摂食障害はもちろん、ジェンダーと性的発達にも関心を向けてきた。現在(訳注:原書刊行年の2008年当時)は、タヴィストック&ポートマンNHS財団における精神分析的心理療法基礎コースのプログラムディレクターならびに、精神分析インスティチュートの出版ディレクターを務めている
北岡征毅[キタオカマサキ]
臨床心理士、公認心理師。2003年京都大学教育学部卒業。2008年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程指導認定。現在、医療法人こころのクリニック和―なごみ―勤務、精神分析的心理療法オフィス個人開業
飛谷渉[トビタニワタル]
精神科医。1991年大阪市立大学医学部卒業、1996年大阪市立大学院博士課程修了、医学博士。大阪市立大学神経精神医学教室助手を経て、ロンドン・ダヴィストック・センター思春期青年期部門留学、思春期青年期臨床課程修了。現在、大阪教育大学保健センター教授。日本精神分析学会認定精神療法医スーパーバイザー。日本精神分析的精神医学会認定指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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