出版社内容情報
化学者・大村智氏のエッセイ。ノーベル賞受賞時のエピソード収録。日本人の美徳、たゆまぬ努力。著者の人間味がしみじみ伝わる一冊。
内容説明
たゆみなく歩いていけば、いくつになっても「旬の季節」がめぐってくる―80歳でノーベル生理学・医学賞を受賞!日本を代表する化学者が辿ってきた人生の道。珠玉のエッセイ集。
目次
1 微生物が運んできたノーベル賞(ノーベル・レクチャー講演要旨)
2 家族、ふるさと、そして思い出(植林―父の思い出;占い師の一言 ほか)
3 旅の日記から(モネへの理解;2人のノーベル賞学者との交流 ほか)
4 次世代を担う若者に伝えたい(子供を不幸にしてしまう方法は…;人間の旬 ほか)
5 思うがままに(スポーツからの学び;ゴルフから得た「最高の宝」 ほか)
付録 講演・北里柴三郎に学ぶ21世紀国際的リーダーの育成
著者等紹介
大村智[オオムラサトシ]
化学者。1935年(昭和10年)7月12日、山梨県韮崎市生まれ。北里大学特別栄誉教授、学校法人女子美術大学名誉理事長、韮崎大村美術館館長。微生物の生産する天然有機化合物の研究を専門とし、50年以上の研究生活を通して約500種類の新規化合物を発見。うち26種類が医薬、動物薬、研究用試薬として実用化され、感染症などの予防や撲滅、さらに生命現象の解明などに貢献している。そのうちの一つであるイベルメクチンは、オンコセルカ症(河川盲目症)やリンパ系フィラリア症、糞線虫症、疥癬といった寄生虫感染症の多くを予防・治療する特効薬となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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