内容説明
アイフォーン・アプリとして有名な「セカイカメラ」、箱根にCGで再現された巨大なエヴァンゲリオン、マーカーをウェブ・カメラで読み取るとアイドルの3D映像が出現する変わったキャンペーン…。これらにはAR(Augmented Reality)=拡張現実という概念、技術が利用され、最近注目を集めている。モニター越しに映る現実世界にさまざまなデジタル情報が浮かび上がる、そんな漫画やアニメ、SF作品でおなじみの光景を実現するのがARだ。本書では、ARとは何か、今ARに何が起きているのか、そして私たちの生活をどのように変えようとしているのか。遠い未来の話としてではなく、すでに現在になりつつある話として考察する。
目次
第1章 ARとは何か
第2章 ARの構成要素
第3章 表現を変えるAR
第4章 表現としてのARを実現した「実物大ARエヴァンゲリオン」
第5章 コミュニケーションを変えるAR
第6章 ネットを変えるAR
第7章 空間を変えるAR
第8章 日本企業にとっての可能性
著者等紹介
小林啓倫[コバヤシアキヒト]
ITジャーナリスト。1973年東京都生まれ、筑波大学大学院卒。国内SI企業、外資系コンサルティング会社、米国でのMBA留学等を経て、2005年より国内コンサルティングファームに勤務。また「Polar Bear Blog(http://akihitok.typepad.jp/)」おろび「シロクマ日報(http://blogs.itmedia.co.jp/akihito/)」の2つのブログを運営するブロガーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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