内容説明
モバイル・コンテンツ市場、一兆円突破。その原動力、「ケータイ小説」の秘密がわかる。長年モバイル・ビジネスの発展にかかわり、ケータイ小説の一読者でもある著者が、ケータイ小説の読者、ケータイ小説家、ケータイ小説の仕掛け人たちと、ケータイ小説にかかわる人たちへの幅広い取材と、筆者自身の経験を元に、ケータイ小説が若者にウケる理由を総合的に分析し、モバイル・ビジネスにおける成功の手がかりを探る。
目次
序章 モバイル・インターネットの誕生から、ケータイ小説へ
第1章 ケータイ小説の誕生からヒットまで
第2章 「心」で読む―ケータイ小説にハマる若い女性たち
第3章 作家たちの素顔と、伝えたい想い
第4章 ケータイ小説の仕掛け人たち―ヒットの背景とビジネスの根幹
第5章 ケータイ小説は心を伝えるコンテンツ
第6章 ケータイ小説は次世代マーケティングだ
著者等紹介
吉田悟美一[ヨシダサトビ]
株式会社イオス代表取締役/CEO。1988年、株式会社イオス設立。プロダクト/Webデザイン等、消費者向けの商品開発・マーケティング分野を専門に展開。1999年、モバイル事業参入後には、ゲームサイト・動画配信サイト・ショッピングモール等を展開。モバイル・サイト構築運用プラットフォーム「Rockbird」を開発・提供する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ただの晴れ女
7
「ケータイ小説」は読書のように構えて読むものではなく、友達からのメールやブログを読む感覚なんだろうなぁ。人気かどうかは「共感」と読みやすさ。あと女の子の妄想、理想が入る点では少女漫画みたいな要素もあるのかな。個人的にはケータイ小説に「小説」なんてつけんじゃねぇ、と思ってしまうのですが。2010/07/16
秋庭誠
4
D 「ケータイ小説」がなぜ売れているのか、真面目に考察をした本。ケータイ小説の利点は連載中でもストーリー展開を変えることが出来ること。韓国ドラマも同じ形式を取っているとか。本好きとしてみれば、本を読まなかった人たちが本屋に足を運んでくれるのなら、うれしい事他ならない。その足で他の売り場も見てもらいたい。2013/06/17
みきて
2
自分もまさに高校生だった頃口コミで恋空を読んだひとり。感動もなにもしなかったから自分はおかしいのかと思ったのが懐かしい(笑)それ以来ケータイ小説=つまらないというイメージしか持ってなくて絶対読みたくないと思っているけど、本離れしていた10代をこれだけ書店へ向かわせたってのは確かにすごいってこの本を読んで思った。ビジネスとして扱うなら真剣に受け止めるべきなんだろうなあ。まあ私は読まないがな!2011/11/19
Ecriture
2
ゴミみたいな本。2008/04/10
いんちょ
0
2008-05022016/03/12