マイコミ新書
文豪の味を食べる―作家・落語家・芸能人・画家・音楽家が愛した店

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  • サイズ B40判/ページ数 295p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839926007
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0295

内容説明

夏目漱石、永井荷風、池波正太郎、開高健などの文豪から、小津安二郎、黒澤明、岡本太郎などの巨匠、渥美清、石原裕次郎、美空ひばりなどの芸能人まで、食をこよなく愛した45人ゆかりの店を、辛口グルメ評論家がくまなく訪れて格付け。食にまつわるエピソードから偉大な先人達の心の深淵をのぞく異色のグルメガイド。

目次

第1章 文豪の味―明治生まれの作家たち(森鴎外 上野精養軒―あの栄光を再び;夏目漱石 竹葉亭本店/松栄亭―幼い頃から洋食を食べていたら ほか)
第2章 文豪の味―大正生まれの作家たち(柴田錬三郎 王ろじ―とんかつが編み出した円月殺法;池波正太郎 煉瓦亭/鎌寿司/花ぶさ―頭の中を食べものがグルグル ほか)
第3章 文豪の味―昭和生まれの作家たち(向田邦子 芳味亭―お皿の向こうに父親が見える;梶山季之 バー魔里―飲む・打つ・買うの無頼漢 ほか)
第4章 落語家・映画監督・芸能人の味(5代目古今亭志ん生 並木薮蕎麦―そばよりお酒;5代目柳家小さん 小福―師匠ゆずりのうなぎ好き ほか)
第5章 画家・漫画家・音楽家の味(藤田嗣治 カフェーパウリスタ―コーヒーのない日本なんて;岡本太郎 蛇の新―クレヨン画爆発偲ぶ手酌酒 ほか)

著者等紹介

J.C.オカザワ[J.C.オカザワ]
長野県長野市に生まれ、幼い頃から東京各所を転々として育つ。20代前半は欧州・アフリカを彷徨する。国際マネーブローカーに身を転じ、東京・シンガポールを経てニューヨークへ。読売アメリカに『J.C.オカザワのれすとらんしったかぶり』を5年にわたって執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なつの 

1
本書がきっかけで“文豪と食”について興味を持った。文豪だけでなく、落語家や映画監督等の思い出の食事処がある。しかし著名人の行く処は高級店の数々。いつか行きたいなと思う。夏目漱石『松栄亭』は参考にして行った。驚いたのが著者の評価。かなりの辛口。美味しいものを食べているんだろうなぁ。又、鰻屋の多さにも吃驚。2015/02/26

Hiroki Nishizumi

1
都内をはじめとして老舗と呼ばれる店は数多あるので参考になるかなと思って手に取ったが、あまり面白くなかった。特に店の評価が低い。実際老舗の味や接客が落ちているのか、著者の求めるものが高いのか不明だが・・・ とにかく行きたくなる店があまりない。たまに褒めている店は庶民には縁がない価格帯だ。それでも「駒形どぜう」「小川軒カフェ」「小福」あたりなら・・・2012/11/10

ねむい

0
本書がきっかけで“文豪と食”について興味を持った。文豪だけでなく、落語家や映画監督等の思い出の食事処がある。しかし著名人の行く処は高級店の数々。いつか行きたいなと思う。夏目漱石『松栄亭』は参考にして行った。驚いたのが著者の評価。かなりの辛口。美味しいものを食べているんだろうなぁ。又、鰻屋の多さにも吃驚。2014/08/10

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