内容説明
夏目漱石、永井荷風、池波正太郎、開高健などの文豪から、小津安二郎、黒澤明、岡本太郎などの巨匠、渥美清、石原裕次郎、美空ひばりなどの芸能人まで、食をこよなく愛した45人ゆかりの店を、辛口グルメ評論家がくまなく訪れて格付け。食にまつわるエピソードから偉大な先人達の心の深淵をのぞく異色のグルメガイド。
目次
第1章 文豪の味―明治生まれの作家たち(森鴎外 上野精養軒―あの栄光を再び;夏目漱石 竹葉亭本店/松栄亭―幼い頃から洋食を食べていたら ほか)
第2章 文豪の味―大正生まれの作家たち(柴田錬三郎 王ろじ―とんかつが編み出した円月殺法;池波正太郎 煉瓦亭/鎌寿司/花ぶさ―頭の中を食べものがグルグル ほか)
第3章 文豪の味―昭和生まれの作家たち(向田邦子 芳味亭―お皿の向こうに父親が見える;梶山季之 バー魔里―飲む・打つ・買うの無頼漢 ほか)
第4章 落語家・映画監督・芸能人の味(5代目古今亭志ん生 並木薮蕎麦―そばよりお酒;5代目柳家小さん 小福―師匠ゆずりのうなぎ好き ほか)
第5章 画家・漫画家・音楽家の味(藤田嗣治 カフェーパウリスタ―コーヒーのない日本なんて;岡本太郎 蛇の新―クレヨン画爆発偲ぶ手酌酒 ほか)
著者等紹介
J.C.オカザワ[J.C.オカザワ]
長野県長野市に生まれ、幼い頃から東京各所を転々として育つ。20代前半は欧州・アフリカを彷徨する。国際マネーブローカーに身を転じ、東京・シンガポールを経てニューヨークへ。読売アメリカに『J.C.オカザワのれすとらんしったかぶり』を5年にわたって執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつの
Hiroki Nishizumi
ねむい