いとはんの花嫁修業―女磨きのためのこころと技の必修科目

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  • サイズ B6判/ページ数 143p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839924997
  • NDC分類 159.6
  • Cコード C2077

内容説明

いとはん―。商業の中心地として栄えた大阪・船場では、商家のお嬢さまを、親しみとあこがれをこめて、このように呼びました。家のための結婚が重視された時代、「いとはん」たちは厳しいきたりの中で、お茶、お花、料理などの花嫁修行を行って自分を磨き、幸せな結婚に備えたのです。今は自分のために結婚する時代。けれど、幸せな将来のためには、いとはんの結婚へのこころがまえの中に、きっと現代に通じるヒントがあるはずです。ほかの誰のためでもない、あなたのための花嫁修業を、はじめてみませんか。

目次

第1章 恋愛を深めていくために(おつきあいする男性の選びかた;すてきな恋をするための準備 ほか)
第2章 もっと自分を磨くために(おもてなしのこころをお茶に学ぶ;花をいけて美意識を育む ほか)
第3章 日々の家事を楽しむために(基本のだしと料理の「さしすせそ」;お互いの家庭の味を大切に ほか)
第4章 よりよいおつきあいのために(彼の実家とうまくつきあう;母の日、父の日には贈り物を ほか)

著者等紹介

徳光正子[トクミツマサコ]
江戸時代に創業し、古典落語などにも登場する老舗料亭「花外楼」の五代目女将。「花外楼」は木戸孝允、大久保利通、伊藤博文らによる大阪会議が開催された場所として知られる。女将は船場にて生まれ育った生粋の「いとはん」。甲南大学文学部卒業後、ホテルへ出店した支店にて店長を務め、その後、女将を引き継ぐ。日本の伝統芸能にも造詣が深く、文楽上演にて解説を行うなど、和の伝統の素晴らしさを伝えるまたとない語り手でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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