内容説明
ウェブはすでに、広告、販売、マーケティング、顧客サービス、ブランディング(ブランド価値向上)など、企業活動のさまざまな局面で、必要不可欠なメディアといえる。さらに、ウェブ自体がほかのメディアと融合したり、競合したりと、変動期にあるといってよい。本書では、五つのテーマから、現場で関わる人間の生の声を通して、座談会形式でウェブの現在と将来を論じる。現場の第一線で活躍する20名による、ライブ感あふれる報告書。
目次
第1章 ソリューションとしてのウェブ(それぞれの立場と仕事内容;それぞれが考える「ソリューション」とは ほか)
第2章 コンテンツとしてのウェブ(コンテンツに対する多様な立ち位置;コンテンツのパッケージングから、コンテンツそのものの制作へ ほか)
第3章 サービスとしてのウェブ(ウェブサービスをマーケティング視点で;重厚長大よりもシンプルに心をつかむものが流行る ほか)
第4章 テクノロジーとしてのウェブ(ユーザーインタフェイスの「よし悪し」と「普及」は別の問題;インターフェイスと学習コスト、リテラシー ほか)
第5章 プロジェクトとしてのウェブ(ディレクションとマネージメントの関係;ディレクションの仕事は「判断すること」 ほか)
終章 ウェブのこれまで、ウェブのこれから(PCとケータイの関係;コンテンツのあり方、プロジェクトのあり方 ほか)
著者等紹介
鷹野雅弘[タカノマサヒロ]
「CSS Nite」主催、株式会社スイッチ代表取締役。ウェブサイトの構築やコンサルティングを行う傍ら、トレーニングや執筆活動、セミナーやイベントの主催を行う
益子貴寛[マシコタカヒロ]
株式会社サイバーガーデン代表取締役。ウェブサイトのプロデュースや戦略立案、コンサルティング、ウェブクリエイター向けのセミナーやトレーニングに従事
長谷川恭久[ハセガワヤスヒサ]
デザインやコンサルティングを通じてウェブの仕事に携わる活動家。ブログとポッドキャストをはじめ雑誌などを通じて情報配信中
安藤直紀[アンドウナオキ]
デジタルハリウッド株式会社ソリューション事業部マネージャー。建設会社で現場監督を経てウェブディレクターに。アークウェブ設立に携わった後、現職
原一浩[ハラカズヒロ]
株式会社エフエックスビイ代表取締役CVO、Design Wedge編集長。ウェブデザインに関する研究や開発を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。