上海パラダイス

上海パラダイス

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784839820138
  • NDC分類 292.221
  • Cコード C0026

内容説明

買い物とグルメだけの旅にはもう飽きた!文学・建築・劇場・書店・寺院の親切ガイドで懐深い上海を自由自在に闊歩する。文学・建築・劇場・レストラン・バー・ディスコ・書店・寺院の詳細ガイド&マップ付。

目次

1 上海への招待
2 私の上海
3 上海カルチャーガイド(文学探検;路地散歩;街角渉猟)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナウラガー_2012

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レスリー・チャン(2004飛び降り自殺)が1930年代に 上海を舞台としたギャング映画/上海蟹:旧暦の9月は”メス”が10月頃には”オス”が旬とされる。卵を持ったメスは美味しい。「会議中の食卓には蟹は出すな」。老酒に漬けた「酔蟹」も美味/日本の近代文学者で最も早い時期に上海へ渡ったのは永井荷風、その後、谷崎潤一郎、井上紅梅、芥川龍之介、金子光晴、横光利一、吉行エイスケ、堀田善衛など/豫園を取り巻く人民路と中華路は1914まで城壁で16世紀半ばに倭寇の襲来に備えとして築かれた

ナウラガー_2012

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/SHANGHAIする=どんな手段を使ってでも「やっちまう」の意(現在は受身形の「やられちまった」のニュアンス)。19C半ばカリフォルニアで金鉱が発見されゴールドラッシュが起き、同時期に上海との綿貿易が盛んで常に人手不足だった。街に集まった労働者に酒や麻薬を与え眠っている間に上海行きの船に乗せ起きた時は太平洋上で水夫になっている..そこからSHANGHAIするの言葉ができた/上海の昔の漁港「十六舗」は16C半ばの倭寇はここから侵入している/『上海グランド(1996)』アンディ・ラウと

ナウラガー_2012

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上海を「魔都」と呼んだのは、芥川龍之介の『支那游紀』に感化された村松梢風(1920年代)/1930年代の南京東路の交差点で交通整理をしている巡査はターバンを巻いたインド人で、その横を日本の芸者たちが歩いている。阿片戦争で清国に勝利したイギリスは中国人からの反発を恐れてインドから警官を連れて来た/上海料理の調味料は江蘇省の「揚州料理」が基本、黒酢・醤油は鎮江が中心/「上海人と話をするよりは、寧波の人と喧嘩をする方がよい」という諺があるほど周囲の人から嫌われているし、北京人からも嫌われている

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