内容説明
書くために読む!天才教師の熱血講義第2弾!小説の醍醐味と執筆のテクニックを伝授。
目次
第1部 小説のメカニズムを解剖する(物語の構造分析;神話に学ぶ;レトリックを習得する;海外ミステリーに学ぶ ;黒豹を殺せ坊坊「文学」することのかっこ悪さについて;ミーズ・アン・ナビームの技法;マンガに学ぶ)
第2部 名作に学ぶ小説の技巧(テクニック)(三島由紀夫の『月』を読む;岡本かの子の『鮨』を読む;川端康成の『眠れる美女』を読む;室生犀星の『蜜のあわれ』を読む;フロベールを読む)
著者等紹介
中条省平[チュウジョウショウヘイ]
1954年、神奈川県生まれ。学習院大学フランス文学科を経て、東京大学大学院博士課程修了。フランス政府給費生としてパリ第十大学に留学、同大学文学博士。現在、学習院大学文学部教授。著書に『最後のロマン主義者―バルベー・ドールヴィイの小説宇宙』(中央公論新社)。『映画作家論―リヴェットからホークスまで』(平凡社)。『小説家になる!』(メタローグ)。『文章読本―文豪に学ぶテクニック講座』(朝日新聞社)。訳書に『人喰い鬼のお愉しみ』(白水社)。クリスティアン・ボバン『いと低きもの―小説・聖フランチェスコの生涯』(平凡社)。アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ『すべては消えゆく』(白水社)。ローラン・キュニー『ギル・エヴァンス音楽的生涯―ラスベガスタンゴ』(径書房)。ジャン=パトリック・マンシェット『眠りなき狙撃者』(学習研究社)。ロジェ・グルニエ『フィッツジェラルド午前三時』(白水社)。共訳にジャック・ド・ラングラード『D.G.ロセッティ』(みすず書房)。コスタンツォ・コスタンティーニ『フェリーニ・オン・フェリーニ』(キネマ旬報社)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
ハル
ヨローリン
tokis