内容説明
少年と二匹の猟犬、この健気な心の絆。全米で４０年のロングセラー愛と美と悲しみの回想。
著者等紹介
ロールズ，ウィルソン［ロールズ，ウィルソン］［Ｒａｗｌｓ，Ｗｉｌｓｏｎ］
１９１３年、オクラホマ州オザーク山地の貧農に生まれる。２９年の大恐慌以後３０年間、アメリカ大陸を北に南に放浪しつつ、ひそかに自らの少年時代を回想する物語を書きつづけた。５８年、結婚を期に作家となる夢をあきらめ、書きためた原稿を焼き捨てるが、それはやがて妻の励ましによって本書として蘇り、文学協会の選定図書となった。７６年に第二作Ｓｕｍｍｅｒ ｏｆ ｔｈｅ Ｍｏｎｋｅｙｓ（邦訳『サルたちのおくりもの』評論社）を発表。８４年、病を得て７１歳で没す
和田穹男［ワダタカオ］
１９４０年神戸市に生まれる。東京外国語大学フランス語科卒
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感想・レビュー
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ミド
2
泣ける話を、ということで手に取ってみた。犬を手に入れるまでの少年の努力がすごい。文化や宗教の違いか、原題にもある「赤い羊歯」は唐突でちょっとピンとこない。2016/08/03
june1299
1
二匹の犬と少年の絆を書いたもの。すごい感動させられ、動物と人との関係を考え直させられました。
yy.himistu
0
犬と少年の強い絆のお話。 犬の真っ直ぐな尊い心と少年の犬に対する深い愛を見事に描いた作品。 幾度となく読み返しています。
Hiromi
0
英語のレッスンの教科書に出てきた本で、原題は"Where the Red Fern Grows"という。少年と犬たちの深い絆に心打たれる。「赤羊歯」と訳されていたred fernは、日本人にとってはあまり意味を持たない植物かもしれないが、ネイティブアメリカンやニュージーランドのマオリの間では勇気や忍耐の象徴となっているそうだ。2021/03/29
