内容説明
チベットの幻の理想郷シャンバラ。その王国の勇者たるにふさわしい資質はどう育まれたか。今に伝わる精神修養の道程。自分の世界がさらに広大になってゆくと、利己的で自己中心的な考え方がいっそう場違いなものになってゆく。だから四つの尊い性質の道は無我の悟りともかかわってくる。四つの尊い性質とは「温和さ・活気・豪放さ・測り知れなさ」だ。
目次
第1部 勇者になる(目覚めた社会を築く;基本的な善良さを見つける;悲しみの純粋なハート ほか)
第2部 聖なるもの―勇者の世界(いまについて;魔法を見つける;魔法を呼び起こす ほか)
第3部 真正な存在(世界の支配者;真正な存在;シャンバラの系譜)
著者等紹介
沢西康史[サワニシヤスフミ]
1952年生まれ。東洋大学英米文学科卒。平易で味わいある翻訳を心がけている
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