出版社内容情報
和尚が瞑想の現代的意義とテクニックを説き明かす実修篇。古来のヨーガをベースとして彼自身が編み出した“ダイナミック瞑想”の技法を中心に、チャクラ、クンダリーニ、そして“七つの身体”へと展開してゆく彼の身体論は、すぐれて存在論でもある。そこには精神偏重によっておとしめられてきた身体の復権がある。
感想・レビュー
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kanaoka 57
4
内容は、クリシュナムルティと通じるのだが、彼の明晰さ、簡明さと比較して、ラジニーシは、言葉の戯れ、乱れが過ぎ、本質が曇ってしまうようでもある。自らの言葉の一切が方便であり矛盾であると表明するように、それはまるでスピリチュアルの雑貨店のようでもある。 しかしながら、彼の瞑想テクニックにおいては、身体は自己を縛るだけの存在ではなく、それは生命力、歓喜の源であり、その祝祭において覚醒に至りうることを示している。2015/11/20
