出版社内容情報
インドネシアのことを知りたいと思う人が最後まで一気に読めて、基本的な情報がすっと頭に入る。
〇読みやすい・・・研究者がひとりで執筆→全体のまとまりがある。
〇理解しやすい・・・各節2?4ページ。写真・図版・地図を多用。
〇必要最小限の知識・・・詳しくなりすぎない。固有名詞より流れや構造を重視。〇読者の立場に立ったレイアウト・・・細部まで気を配り、親切に。
1 インドネシアはどんな国か
世界最大の島国
2億人を超える大人口
1つの民族と多様な種族
「インドネシア」の語源と成り立ち
国語が支える国の統一
2 自然と地理
「火の輪」が作った火山列島
赤道直下の熱帯性気候
3つの時間帯
3 歴史
原始時代のインドネシア
仏教・ヒンドゥー諸王国の時代
イスラームの浸透と拡大
植民地化とオランダ領東インド
インドネシア共和国の成立と発展
4 政治と行政
スカルノ時代のインドネシア
スハルト時代のインドネシア
民主化(レフォルマシ)時代のインドネシア
地方自治の強化と発展
ユドヨノ政権からジョコ・ウィドド政権へ
5 経済と産業
経済成長の軌跡所得の上昇と中進国への転換
産業構造の変化
農林水産業、鉱業、製造工業の細目
直接投資の推移
外国貿易
6 対外関係
オランダ支配からの脱却と対米関係
非同盟政策と「自主・積極」外交
対日関係
中国との関係
ベトナム、韓国・北朝鮮との関係
ASEAN諸国などとの関係
7 社会と宗教
人名から見える社会構造
華人系インドネシア人
インド系・アラブ系インドネシア人
「唯一神」原則と複数の公認宗教 (1)イスラーム
「唯一神」原則と複数の公認宗教 (2)イスラーム以外の五宗教
各地に残る王宮と王族
8 地域の横顔
ジャワ
スマトラ
カリマンタン
バリとヌサテンガラ
スラウェシ
マルク諸島とパプア
9 11人の正副大統領
スカルノ
M・ハッタ
スハルト
ハムンクブウォノ九世
アダム・マリク
B・J・ハビビ
A・ワヒド
メガワティ
S・B・ユドヨノ
ジョコ・ウィドド
ユスフ・カラ
加納啓良[カノウヒロヨシ]
東京大学名誉教授。
東京大学経済学部卒業後、10年間アジア経済研究所で中・東部ジャワの現地調査を中心にインドネシア農村経済の研究に従事。その後東京大学東洋文化研究所に転じ、30年以上インドネシアを中心に東南アジアの経済・社会の研究を担当。1993年に立ち上げられた「日本インドネシアNGOネットワーク」(JANNI)の創設にも関わり、現在も運営委員会代表を務めている。1997年から2008年まで東京大学がJICAのプロジェクトとして行なったインドネシア大学日本研究センターへの研究協力にも携わった。
主要著書『インドネシア農村経済論』(勁草書房、1988年)、『現代インドネシア経済史論』(東京大学出版会、2004年)、『インドネシアを囓る』(めこん、2003年)、『インドネシア検定』(監修、めこん、2010年)、『東大講義 東南アジア近現代史』(めこん、2012年)など。
目次
1 インドネシアはどんな国か
2 自然と地理
3 歴史
4 政治と行政―独立戦争期から最近まで
5 経済と産業
6 対外関係
7 社会と宗教
8 地域の横顔
9 一一人の正副大統領たち
著者等紹介
加納啓良[カノウヒロヨシ]
東京大学名誉教授。東京大学経済学部卒業後、10年間アジア経済研究所で中・東部ジャワの現地調査を中心にインドネシア農村経済の研究に従事。その後東京大学東洋文化研究所に転じ、30年以上インドネシアを中心に東南アジアの経済・社会の研究を担当。1993年に立ち上げられた「日本インドネシアNGOネットワーク」(JANNI)の創設にも関わり、現在も運営委員会代表を務めている。1997年から2008年まで東京大学がJICAのプロジェクトとして行なったインドネシア大学日本研究センターへの研究協力にも携わった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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