出版社内容情報
タイ語会話はできるけれど、次のステップに進む手がかりがなくて・・・という人に朗報!
本書はタイ文字による「読み書き」を習得することを目的に作成された本格的なテキストです。タイ文字や声調についてある程度知っていることが前提となっていますが、最初は短い文章の音読から始め、次第に文字と韻と声調のルールが身につくようになっています。全体は基本文・単語・要点・練習問題からなる三八課で構成され、最後までくれば、かなりの長文が読めるようになるでしょう。
読解力を身につけるコツは、本書の基本文と単語を音読し、手で書いて覚えること。また本書の「要点」で、文法やタイ語独自の表現を学習し、読み書きのマスターはもちろんのこと、会話の上達にもつながります。巻末には単語索引と練習問題解答をつけました。著者は大阪外大と天理大のタイ語学科教授陣。日本人とタイ人の共著なので、学習書で見られることの多い、「ネイティブは使わない変な表現」はいっさいありません。
タイ文字の読み書きがある程度できると言う人が対象ですが、本書をまじめにやり通せば、新聞や雑誌のコラムぐらいなら読める実力が身に付きます。
内容説明
タイ語会話のための学習書ではなく、タイ文字による「読み書き」を習得するためのテキスト。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ががが
3
タイ語を読む力を伸ばすことを意図されて書かれた学習書。企画から完成まで10年を要したとあり力作と言える。タイ語の文法の説明は対応する日本語の提示に留めずに一歩先の分析をしているところもあり、タイ語の論理に触れることもできる。全38課で、第1課はกาดูปู「カラスはカニを見る」のように始まるが、最後の方はかなり歯ごたえがあり、新聞や書籍を読む前段階としては理想的。CDが付いてなかったり、練習問題の答えが全部はなかったりと親切さには欠けるが、1999年発行ということを考えると致し方ない部分もあるだろう。2023/08/11
にせねこ
0
CDは無いので、ある程度タイ語の発音の知識がある人、または先生がいる人向け。タイ語学習の二冊目に良いと思った。2010/08/30
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- 和書
- 鬼憑き十兵衛