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出版社内容情報
ベトナム、そしてベトナム人が他の東南アジアの国や人々とどこか一味違っているというのは衆目の一致するところ。しかし、どこがどのように違うのかとなると、誰もうまく説明できませんでした。そこのところをズバリと明快に解き明かしてくれたのが本書です。著者は在ベトナム10年(ハノイ5年、ホーチミン5年)の現役外交官で奥さんもベトナム人。ベトナム語の学習書を出すぐらいベトナム語に堪能なのも強味ですが、この人の面白いのは「抜き差しならない」と本人が表現するほど、ベトナムの庶民生活にどっぷりつかってしまったこと。そして、本書の魅力もまたそこにあるのです。
ベトナムは龍宮城──ベトナムのイメージ
鳥のように──ベトナム人の特徴
柳のように──ベトナム人のふるまい
ベトナムの女、そして男
ベトナム人と外国人
ベトナム人の日常生活
ベトナム人の人生観
南と北
ハノイの今昔
サイゴンの今昔
『キム・ヴァン・キェウ』
目次
1 ベトナムは龍宮城 ベトナムのイメージ―「龍の子、仙女の子孫」
2 鳥のように ベトナム人の特徴―「才あれど才に頼るべからず」
3 柳のように ベトナム人のふるまい―「王様の法は村の掟に負ける」
4 ベトナムの女、そして男―「一に女房、二に天とう」
5 ベトナム人と外国人―「料理は中国、家はフランス、妻は日本」
6 ベトナム人の日常生活―「金の森と銀の海」
7 ベトナム人の人生観―「天あるも、これも人に在り」
8 南と北―「錠もないのにこの雨は訪問客を閉じ込める」
9 ハノイの今昔―「米ぬかをぶら下げて豚の腹を空かせる」
10 サイゴンの今昔―「勝てば王様、負ければ賊」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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クルンテープ
mochizo