目次
序章 会計国際化への考察視点―本書の目的と構成
第1章 EUのIFRS導入に対する枠組み―欧州型TFVと慎素性原則
第2章 EUにおけるIFRSの承認システム―欧州委員会「IAS適用命令の評価」を中心に
第3章 欧州における会計エンフォースメント―ESMA「ピア・レビュウ報告」を中心に
第4章 ドイツ会計制度におけるIFRSの内法化―資本市場指向改革の含意
第5章 IFRSが商法会計目的に及ぼす影響―会計現代化をめぐる議論
第6章 商法会計法の規範構造とIFRS―IFRSへの調和と対抗
第7章 IFRSが基準性原則に与える影響―商法会計と税法会計との離反
第8章 商法会計の現代化改革とIFRS―公正価値コンセプトと債権者保護
終章 会計規準の統合と分岐―グローバルとローカルの間
著者等紹介
佐藤誠二[サトウセイジ]
現在、同志社大学商学部・商学研究科博士後期課程教授。静岡大学名誉教授、博士(経営学)。1953年生まれ。明治大学大学院商学研究科博士後期課程を経て、1984年鹿児島経済大学(現:鹿児島国際大学)経済学部専任講師。1986年静岡大学人文学部(現:人文社会科学部)助教授。1991年~1992年W¨urzburg大学経済学部(ドイツ)客員研究員。1995年静岡大学人文学部教授。2004年~2007年国立大学法人静岡大学理事・副学長。2015年~2018年同志社大学商学部特別客員教授(常勤)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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