内容説明
本書は、現実の企業を社会経済の中の一構成要素として把握し、企業内部の資本運動の管理と損益計算の構造を理論的に検討し、同時に企業を取り巻く環境として制度的規制の根拠と役割を考察し、したがって、会計の諸理論と諸制度の双方を研究対象とすることにより、両者の統一的研究を行い、より適正な理論と制度を考察し提示することを目指している。
目次
第1編 複式簿記と会計の計算構造(ルカ・パチョリの簿記論;複記の基礎と企業複式簿記;複式簿記の計算構造と資本概念 ほか)
第2編 財務諸表の理論(損益計算と動態論;評価損益と包括損益;資産概念と費用認識 ほか)
第3編 財務諸表の制度論(社会制度としての会計規制;受託責任とディスクロージャー制度;連結会計制度 ほか)
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