内容説明
会計学方法論に関する論文を一書にまとめ、そのなかで見出された一般法則が、持分会計、引当金会計および企業会計原則等の個別的問題に、いかに貫いているかを合わせ考察することにした。全編が諸先生方との論争の形をとっている。
目次
第1編 会計学の方法(会計の現実と個別資本運動説;公表会計制度と個別資本運動説;会計方法と会計制度)
第2編 会計主体論と持分会計(会計主体論としての企業実体説と代理人企業説;企業体理論と持分会計;発行持分説に対する主体持分説の理論的優越性)
第3編 引当金会計と企業会計原則凍結論(引当金の見積思考に対する若干の疑問点;会計上の認識および測定と引当金;引当金会計と発生主義の意味;企業会計原則の凍結論とその問題点)
わが半生、会計学とともに40年―内川菊義教授に聞く
内川菊義教授略歴
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