内容説明
基礎を学ぶ上の格好のお手本「十句観音経」は、初心者でも集中力を切らさず、くり返し手が覚えるまで一字一字を精習することができます。集中力と書写の基礎を身につけたあとに取り組む「観音経」には、楷書・行書の書写手本が示され、写経を通して楷書・行書にもいっそう美しく磨きがかかることが期待できます。47文字の短いお経「十句観音経」からはじめる写経入門。
目次
1 十句観音経(十句観音経;十句観音経訓読;十句観音経語訳;写経「十句観音経」)
2 十句観音経の精習
3 観音経(観音経とは;妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五・偈頌;写経「観音経」)
4 写経の文字と書(写経と字体;写経の書の特徴;行書の学習)
5 観音経の楷書と行書
著者等紹介
森郷水[モリキョウスイ]
本名、森勝治。1917年奈良県桜井市生。大阪府天王寺師範学校卒。大阪市立小・中・高等学校教諭・校長、大阪市教育委員会指導主事、指導課長歴任。現在、四天王寺国際仏教大学教授、NHK文化センター講師、おおさか社会保険センター堺講師、日本書写技能検定協会審査員、大阪書道甲子展会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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