内容説明
「暴力を振るわれて病室に行けない…」「点滴の滴下数が計算できない」「元気なのに出勤できない現代型うつ病」「どうしても時間処置を忘れてしまう」今どきはここまでやる!!具体的な介入方法を示した画期的なガイド本。
目次
第1章 看護師の職業的アイデンティティを確立する支援(アイデンティティの確立が遅れる若者にかかわる時代;キャリア形成と職業的アイデンティティを育む支援 ほか)
第2章 職場で取り組むメンタルヘルスサポート(厚生労働省の心のケアの4つの視点;職場で取り組む研修の具体的な内容 ほか)
第3章 職場のメンタルヘルスサポートに活用するポジティブ心理学(看護師のストレスとその対策;セルフケアにポジティブ心理学を生かす ほか)
第4章 看護管理者が行うメンタルヘルスサポート(看護管理者が行うメンタルヘルスサポートの範疇;適応障害 ほか)
第5章 メンタルヘルスサポートの実際(看護管理者や教育担当者が行うメンタルヘルスサポートの実際;先輩からの叱責により適応障害を発症した新人看護師 ほか)
著者等紹介
武用百子[ブヨウモモコ]
和歌山県立医科大学看護キャリア開発センター副センター長。同大学臨床教育准教授、精神看護専門看護師。1991年北里大学看護学部を卒業後、精神看護専門看護師を目指す。2000年に兵庫県立大学看護学研究科を修了後、和歌山県立医科大学附属病院で精神看護専門看護師として活動を始め、現在に至る。また、2008年より和歌山県立医科大学保健看護学部の精神看護学教員として着任し、学生のアイデンティティの確立の遅れと看護師のメンタルヘルスの諸問題が大きく関連していると考え、学生へのストレスマネジメント教育や職業的アイデンティティを高める支援に取り組んできた。学生の諸問題を鑑みながら継続教育に活かしたいと、2018年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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