内容説明
ジャック・ロンドンの未完の遺作を愛妻チャーミアンが書き継いで完成。ハワイを舞台に日本人美女と求婚者たちの織り成す意外な結末の恋愛譚。「愛妻チャーミアン・キトリッジ・ロンドンが語る『東洋の眼』完成秘話」を巻末に収録。
著者等紹介
ロンドン,ジャック[ロンドン,ジャック] [London,Jack]
1876年1月12日‐1916年11月22日。本名はJohn Griffith London。アメリカのサンフランシスコで生まれ、貧しい生活をしながら32回の引っ越しをし、各地で波乱に富んだ生涯を送った。二十数年間で、約20篇の中・長篇小説と約200篇の短篇小説、そして約400篇のノンフィクション作品を残したと言われており、死後も含めて五十数冊の著作がある
ロンドン,チャーミアン・キトリッジ[ロンドン,チャーミアンキトリッジ] [London,Charmian Kittredge]
1871年11月27日‐1955年1月14日。ジャック・ロンドンと1900年に出会い、1905年に結婚した。その当時としては珍しい乗馬を趣味にしていた冒険好きの女性で、国内旅行だけでなく海外への船旅にも同行した。また、速記やタイプを習得し、夫の執筆活動を献身的に手助けをしたため、後年には「おしどり夫婦」と呼ばれた
芳川敏博[ヨシカワトシヒロ]
1949年、京都府生まれ。元京都府立・元神奈川県立高等学校教諭。現在、ジャック・ロンドン研究者、翻訳家。日本ジャック・ロンドン協会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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