内容説明
福島原発事故後の惨状が露呈された現実を凝視。その過程に対峙する歌作の姿勢が編んだ440首。事故後七年間を詠む初めての核災歌集。
目次
1 隠されて被曝して(六三首)二〇一一年
2 阿武隈川を発つコハクチョウ(七六首)二〇一二年
3 飛び散る数珠玉(九四首)二〇一三年
4 死者の眼を通せ(六五首)二〇一四年
5 廃村ですね(四一首)二〇一五年
6 涙を流す牛(四五首)二〇一六年
7 安価のツケは列島汚染(四十首)二〇一七年
8 死者二千人を超す―原発事故七年(十六首)二〇一八年三月まで
著者等紹介
澤正宏[サワマサヒロ]
福島大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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