歴史学叢書
春秋戦国時代の貴族と政治―宇都木章著作集〈第2巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 375p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784839003715
  • NDC分類 222.03
  • Cコード C3022

内容説明

第二遺稿集。著者は、周代から春秋・戦国時代に至る、『左伝』をはじめとする古典の考証に一貫して取り組んで来た。本書は、第一部に春秋時代の『左伝』を中心とした、宋の貴族、鄭の子産、魯の三桓氏や公女あるいは貴族政治、輿人、都城包囲等々を追求し、第二部に戦国時代の『戦国策』の縦横家、楚の世族、『墨子』の尚賢思想や大人などについて究明し、屈原に及ぶ。中国古典を素材とした、実証的な考証論文。

目次

第1部 春秋時代(春秋時代の時期区分;春秋時代の宋の貴族;鄭の七穆―子産の立場を中心として;「左伝」中の一女性の悲劇をめぐって;魯の三桓氏の成立について;『春秋』にみえる魯の公女;魯の貴族政治―特に軍事権の問題について;輿人考;春秋時代の都城包囲―春秋左伝にみえる包囲の期間)
第2部 戦国時代(戦国策の従横家評について;戦国時代の楚の世族;非命の詩人―屈原;墨子尚賢論の一側面;墨子の大人について)

著者等紹介

宇都木章[ウツギアキラ]
1925年鎌倉市に生まれる。1949年東京大学文学部東洋史学科卒業。1954年国立国会図書館支部東洋文庫勤務。1967年同退職。同年青山学院大学文学部助教授。1969年同教授。1994年同退職。2007年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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