歴史学叢書
漢代の豪族社会と国家

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784839003135
  • NDC分類 222.042
  • Cコード C3022

内容説明

本書は、五井直弘氏の遺稿集であり、漢代の豪族社会と国家にかかわる論考を収めるが、官僚の出身、公田経営としての仮作、官吏登用制度としての辟召、あるいは土地所有、地方豪族、集落と農民などを究明し、曹操政権の性格に及んでいる。

目次

序章 豪族社会の発展
第1章 中国古代帝国の一性格―前漢における封建諸侯について
第2章 秦漢帝国における郡県民支配と豪族
第3章 両漢交替期の叛乱
第4章 漢代の公田における仮作について
第5章 後漢時代の官吏登用制「辟召」について
第6章 後漢王朝と豪族
第7章 曹操政権の性格について

著者等紹介

五井直弘[ゴイナオヒロ]
1925年岐阜県に生まれる。1945年旧制第八高等学校卒業。同年東京帝国大学文学部東洋史学科入学。1949年同大学卒業。同年同大学大学院進学。1951年同前期課程修了。1959年静岡大学文理学部講師。同年同大学助教授。1970年同大学人文学部教授。1984年同退任。同年専修大学文学部教授。1997年同大学大学院教授退任。1999年逝去
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感想・レビュー

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佐藤丈宗

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五井直弘氏の漢代豪族に関する遺稿集。階級や土地所有の形態を主たる切り口にする論証は戦後歴史学の気風を色濃く伝えている。時代を感じさせる論文集である。2017/05/12

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