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本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムッネニーク
99
3冊目『マガジンハウスムック BRUTUS 特別編集 合本 村上春樹』(2022年12月、マガジンハウス) 『ブルータス』の2021年10月15日号と11月1日号に掲載されたものを再編集し、増補改訂したもの。 本誌刊行にあたり、2022年に行われた最新インタビューや、80年代〜90年代の『ブルータス』に掲載された村上春樹のエッセイや小説も収録。かなりの情報量のため読み進みるのに苦労したが、氏のファンなら読んで損のない一冊である。 「やっぱりね、充電とパスワードに追われた人生は虚しいですよ」 2023/01/15
市太郎
31
お店で見つけて、手に取り、以前発売した村上春樹号の合本という事で、両方とも既に読んでいたし、買わなくて良いかと思ったのだが、気が付いたらレジに持って行っていた。巻頭のインタビューが増補分という事で、もう一年も経つのか。インタビューは正直、他愛もない話ばかりだったが、それなりに楽しめた。そう言えば、感銘を受けた村上春樹紹介の本は、前回読んでみたいと熱烈に思ったのだが、1年経っても全然読めてない。読めていないのだったが、今回の紹介文(と写真)を読み返すと不思議にまた熱烈に読みたくなるのだった。2022/11/05
Tαkαo Sαito
26
村上春樹さんの生の声、好きがたくさん散りばめられていて良かった。長編の新刊が出るのでそれの予習に村上春樹さんとはどういう人間かを自分の中にインストールして備えます。2023/04/06
びわこっこ
26
村上春樹著の小説は、暗喩が多くて難解だが、雑誌BRUTUS「村上春樹」では、早稲田大学に村上春樹ライブラリーができた、去年の今頃、特集号が出版され、ブックガイドやJAZZの話を面白く読んだ! 今回も、51冊の私的読書案内から、エッセイで巡る村上カルチャー地図や、映画やアートと盛り沢山! 副題が「合本 読む。聴く。観る。集める。食べる。飲む。そして、思う。」読めば、当然、JAZZを聴きながら、🥃ウィスキーと行きたいところだが…。😅2022/11/21
rou
13
村上春樹おすすめの本についてのページが目的で購入。小野正嗣が村上春樹の訳を分析するところがよかった。村上春樹のギャツビーは読まなくては。持ってるギャツビーより流れ丸みがある…。あとは昔のBRUTUSで村上春樹がドイツの今について書いたページをそのまま掲載されていて、昔の方が雑誌って面白かったんだな…とつくづく思った。ただ映画「バーニング」の分析でフォークナーが1ミリも出てなくて。まあどうでもいいか。2022/10/30