出版社内容情報
金のなる木、オリヅルラン、ニチニチソウ、
シイタケ栽培、パンジー、マイクロ胡蝶蘭……etc.
ベランダ園芸歴25年のいとう家では、
昨今の気候変動もあいまって、ベランダ園芸から
室内園芸にシフトしつつある日々。
多少の採光があると気づけば、
玄関にもサッシ窓の内側にも鉢を置き、
リビングに鎮座させている組み立て式ビニールハウスの中では
多肉植物を育て、壁にはエアプランツをぶら下げる。
挙げ句の果てに自分に胡蝶蘭を贈るという前代未聞の行為にまで及んだ。
『ボタニカル・ライフ』から25年。
『自己流園芸ベランダ派』から12年。
ベランダ園芸家改め室内園芸家による
愛溢るるドラマティック植物生活の記録。
東京新聞人気連載7年間分の書籍化
【目次】
内容説明
生きとし生けるものが愛おしい。ベランダ園芸家改め室内園芸家によるドラマティック植物生活の記録。
目次
2019 観察こそ愛
2020 水耕栽培
2021 引っ越し
2022 クライシス
2023 終の住処
2024 ハンギング
2025 命の深遠
著者等紹介
いとうせいこう[イトウセイコウ]
1961年、東京生まれ。早稲田大学法学部卒業後、編集者を経て、作家、クリエイターとして活字・映像・舞台・音楽など多方面で活躍。『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞を受賞。『想像ラジオ』が三島賞、芥川賞候補となり、第35回野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
クプクプ
68
あとがきが素晴らしかったです。カレル・チャペックの本を読んで園芸の道に進んだ、いとうせいこうが、今度は、あとがきをレイチェル・カーソンの本で締めました。いとうせいこうが書いているように、東京の夏は、温暖化で異常に暑くなってしまいました。いとうせいこうも、引っ越しが多かったせいもあって、ベランダ園芸を諦め、室内に簡易温室を作り、ベランダーから、ルーマーに転身したそうです。息子さんも授かり、親子で自然観察や、園芸を楽しむ姿が新鮮でした。いとうせいこうはエッセイの本質をつかんでいて、テーマも成功した一冊でした。2026/03/04
Roko
29
いとうせいこうさんが「ボタニカルライフ」で、庭を持つガーデナーではなくベランダで植物栽培をするベランダーであると、自身のことを語ってから、もう20年も経ってしまったのですねぇ。長年植物と付き合ってきたからといって、水やりなどもお世話がちっとも上手くならない自分に苛立ちます。1週間ほど出かけるので、そのための給水装置を作ったら、自分がやっていた毎日の水やりより、そちらの方が優秀だとわかってしまったり。とにかく、植物たちのために日々がんばるのです。#日日是植物 #NetGalleyJP 2026/02/26
toshi
10
小説が全く刺さらなかったいとうせいこうだけど、エッセイはまあまあだった。 私は野菜専門の家庭菜園で、花は庭の隅にナデシコを植えたり、半分野生化してるアサガオが勝手に育ってるだけであまり興味が無いけれど、そんな私でも楽しめた。 都会のマンションで植物を育てるのは大変だ。。。2026/03/16
Tsu_ba_saa
1
むっちゃ枯らすなあというのが印象。とはいえ人のことは言えない。たくさんの鉢植えを枯らしてきたのは私も同じ。ただ、もっと気軽に丈夫に育つ植物もあるような。個人的にバラ苑を手伝っていた時と重なるが、温暖化により春の花期が早まったり、夏に多くのバラが弱ったり、12月に入っても咲く花があったりなどは確かに感じていた。2026/03/10




