日日是植物

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日日是植物

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838733736
  • NDC分類 620.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報


金のなる木、オリヅルラン、ニチニチソウ、
シイタケ栽培、パンジー、マイクロ胡蝶蘭……etc.
    
ベランダ園芸歴25年のいとう家では、
昨今の気候変動もあいまって、ベランダ園芸から
室内園芸にシフトしつつある日々。

多少の採光があると気づけば、
玄関にもサッシ窓の内側にも鉢を置き、
リビングに鎮座させている組み立て式ビニールハウスの中では
多肉植物を育て、壁にはエアプランツをぶら下げる。
挙げ句の果てに自分に胡蝶蘭を贈るという前代未聞の行為にまで及んだ。

『ボタニカル・ライフ』から25年。
『自己流園芸ベランダ派』から12年。
ベランダ園芸家改め室内園芸家による
愛溢るるドラマティック植物生活の記録。

東京新聞人気連載7年間分の書籍化



【目次】

内容説明

生きとし生けるものが愛おしい。ベランダ園芸家改め室内園芸家によるドラマティック植物生活の記録。

目次

2019 観察こそ愛
2020 水耕栽培
2021 引っ越し
2022 クライシス
2023 終の住処
2024 ハンギング
2025 命の深遠

著者等紹介

いとうせいこう[イトウセイコウ]
1961年、東京生まれ。早稲田大学法学部卒業後、編集者を経て、作家、クリエイターとして活字・映像・舞台・音楽など多方面で活躍。『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞を受賞。『想像ラジオ』が三島賞、芥川賞候補となり、第35回野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

158
ガーデナーではなくベランダー、そして今作は引っ越しを繰り返して室内園芸家ルーマーへ。いとうせいこうさん待望のエッセイ。朝顔が夏に咲かないほどの酷暑に耐えられず灌水器を取り入れる。誰か水をやってくれ、真夏の旅行は死活問題だ。ご子息も元気一杯にボタニカルライフを満喫されており幸福感が伝わってくる。「未来の新植物」の話は深く共感。効率化や金儲けばかりの世の片隅で、今日も熱心に日当たりを気にする。水差しを忘れて萎れたり、開花を待ち望む、その背中がとても尊く映る。コロナ禍の園芸は数多の孤独に無言で寄り添ってくれた。2026/03/22

クプクプ

72
あとがきが素晴らしかったです。カレル・チャペックの本を読んで園芸の道に進んだ、いとうせいこうが、今度は、あとがきをレイチェル・カーソンの本で締めました。いとうせいこうが書いているように、東京の夏は、温暖化で異常に暑くなってしまいました。いとうせいこうも、引っ越しが多かったせいもあって、ベランダ園芸を諦め、室内に簡易温室を作り、ベランダーから、ルーマーに転身したそうです。息子さんも授かり、親子で自然観察や、園芸を楽しむ姿が新鮮でした。いとうせいこうはエッセイの本質をつかんでいて、テーマも成功した一冊でした。2026/03/04

Toshi

44
いとうせいこうは、「想像ラジオ」、「ノーライフキング」といった小説、「国境なき医師団を見に行く」、みうらじゅんとの「見仏記」など、時に興味深く、時に楽しく読んでいるが、ガーデニングものは初読み。本書で3冊目になるとか。東京新聞にコラムとして連載された、園芸奮闘記である。この間子供が生まれ、2度引っ越しし、そして酷暑は年々酷くなると言う、大きな環境の変化の中で、氏はあの手この手で植物を愛で、育て、時に(いや、かなり頻繁に)失敗する。「沈黙の春」ならぬ「饒舌の夏」とは、さすがいとうせいこうさん!2026/09/09

kan

33
たまらなく面白おかしく素晴らしいエッセイ。水やりや摘心といった小さなことを、これだけ解像度高くユーモアたっぷりに語れる表現力に脱帽。何より観察力がとてつもない。著者には到底及ばないが、私も素人園芸歴が長いので、「地獄サラダ」を見下ろす姿や「ニチニチ三等兵」への絶大な信頼に、あるある!と爆笑。パンジーや寄せ植えセットへの謎のハードル、増やさないと決めても増える現象、シイタケ観察にも深く共感した。シイタケが毎日爆発的に大きくなるのは可愛くて怖かったが、「まさかあの子が!」にたまらず吹き出す。全園芸民必読。2026/08/19

Roko

33
いとうせいこうさんが「ボタニカルライフ」で、庭を持つガーデナーではなくベランダで植物栽培をするベランダーであると、自身のことを語ってから、もう20年も経ってしまったのですねぇ。長年植物と付き合ってきたからといって、水やりなどもお世話がちっとも上手くならない自分に苛立ちます。1週間ほど出かけるので、そのための給水装置を作ったら、自分がやっていた毎日の水やりより、そちらの方が優秀だとわかってしまったり。とにかく、植物たちのために日々がんばるのです。#日日是植物 #NetGalleyJP 2026/02/26

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