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出版社内容情報
宝島社『このマンガがすごい!2025』オンナ編 第3位
自分が女性とも男性とも思えない。
でも、そんな僕を受け止めてくれる人がいた。
クィアな自己を認め
向き合い始めた者たちの物語
【3巻のあらすじ】
違和感を感じていた男性婚約者との関係を解消し、
同性愛者の美容師〈はるか〉と一緒にいることを決めた〈けいと〉。
一方、家庭内別居状態の〈あや〉は離婚相談所に通い、
同志たちと励まし合いながら経済的自立をするために働き始めた。
人生の岐路に立つ強かな二人の新たな船出――。
違和感に目を向け、自分を取り戻していく。
各所で話題沸騰、南Q太の最新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
22
違和感を抱くのは誰にでもある。そして違和感に人はいつしか慣れてしまうことも。それで違和感がなくなるのではない。違和感を抱く状況に慣れてしまっているだけだ。つまりそれは、あきらめだ。何かに迎合し、自分をあきらめることだ。本作の登場人物は、違和感を信じことで、だからあきらめようとはしない。自分を取り戻し、自分を生きるのだ。2025/03/08
bookish
1
これこそグローバルに出てほしい。2025/05/05
bookish
0
これこそグローバルに出てほしい。2025/05/05
クロユリ
0
けいとという人は、達観してサッパリした考え方ができている様にみえて、自身の女性という身体のコンプレックスを持つ。身体が生む周りの価値観、受け容れられなさというものは読んだとしても完全には理解できないのだろう。 あとがきで、あやは作者自身を投影してるのだと確信できた。2025/03/28
うさやま
0
相変わらずの緊張感が全編に漂う3巻。ただそうありたいと思うだけで傷だらけにさせられるようなこの世の中で、希望を見つけ、そこで生きていこうとする人たちの物語。一番泣けたのは新婚のあやが家を抜け出して東京タワーのまばゆい光を見つめるシーン。2025/03/03