出版社内容情報
仕事とは、お金とは、豊かさとは何か?
内容説明
マルクス―プロレタリアート(労働者)には「二重の自由」がある。ケインズ―労働から自由になった時、人は戸惑うのではないか。アリストテレス―人間の活動の根源は「より善くなりたい」という本質的な欲求である。ニーチェ―弱者の嫉妬を正義としてはいけない…お金・人間関係・キャリア、先人の叡智から問題の根源をつかむ。著者初の教養対話。
目次
第1章 豊かさの哲学―お金で幸せは買えるのか(悩みは分解して考えよ;「欲望」はすべてお金で買える? ほか)
第2章 人間関係の哲学―良好な職場環境とは何か(分かり合えない人間がいるのは健全な証拠;自分と他人とでは見えている世界が違う ほか)
第3章 仕事の哲学―やりがいとは何か(仕事とは利益と大義名分の連立方程式;夢は「複線的」に見よ ほか)
第4章 負の感情の哲学―ネガティブ思考は変えられるのか?(劣等感という言葉は、ロシア語にはない;嫉妬は悪魔のような感情 ほか)
第5章 孤独の哲学―一人は悲しいことか(なぜ、人は孤独を感じてしまうのか;自殺とは「近代的な現象」である ほか)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。85年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、09年6月有罪確定。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。現在は執筆や講演、寄稿などを通して積極的な言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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