出版社内容情報
人間としてあるべき姿を求め続ける
コペル君とおじさんの物語。
出版後80年経った今も輝き続ける
歴史的名著が、初のマンガ化!
1937年に出版されて以来、
数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
人間としてどう生きればいいのか、
楽しく読んでいるうちに
自然と考えるように書かれた本書は、
子供はもちろん
多くの大人たちにも
共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに
真摯に向き合う
主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が
数多く示されています。
そんな時代を超えた名著が、
原作の良さをそのままに、
マンガの形で、今に蘇りました。
初めて読む人はもちろん、
何度か読んだことのある人も、
一度手にとって、
人生を見つめ直すきっかけに
してほしい一冊です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
792
ジブリで映画化すると聞いてどんな内容かと読了。そのまま映画化するならジブリっぽいなぁと思いました。人と人との付き合い方や繋がり方、自分のこの世界にいること、生きていることについて考えさせられました。2017/11/12
bunmei
674
2017年、最後の一冊は、話題の漫画『君たちどう生きるか』。これが戦前に書かれたものとは、思えない内容。現代に通じる思春期の悩みや葛藤をテーマにした物語。一歩ずつ大人への階段を登っていくコペル君の揺れ動く心情に、叔父さんのノートに綴られた言葉は染み渡ります。いろんな場面において、是々非々の判断をしていくのは結局は自分なんだということ。たとえ人を偽る事はできても、自分は偽ることはできないこと。そんな人としての生き方について、改めて知ら示してくれる言葉に包まれた素敵な作品でした。2017/12/31
ミカママ
578
読メのTLで気になっていた作品、在米日本人からまとめて購入した中に紛れていたので。作品背景などまったくわからずに読んでいたが、作中の叔父というのが、作者の投影らしい。作中で彼が繰り返すように、当時30代?の彼が、年長者としての教えを若い世代に残したい、と書き示した作品。今の時代にも則する励ましの言葉、じゅうぶんに成人しているわたしのような読者にも、なかなかに響く内容であった。コミックスにして今の時代に受ける内容にした編集者、あっぱれ。2020/01/11
mitei
503
ついつい夢中になって読み通した。中学生くらいの頃に読んでみたかったかな。何か心が洗われるような純粋な気分になった。裏切った事を後悔して、悩むようなことってもうこの歳になったら無くなってきて、自分がとてもスレタ大人になってることに気づかされた。また読んで純粋な気分になりたい。2017/11/11
Tanaka
486
途中からまあまあ難しい内容に2021/10/28