出版社内容情報
テレビ、ラジオ、新聞で
取材殺到!話題沸騰!
インテリジェンスの第一人者が語る
古今東西のスパイの物語は、
どんなミステリーよりスリリング!
どんな恋愛小説よりロマンチック!
プーチン、習近平はじめ、世界のVIPを震え上がらせた「パナマ文書」、
アフガン戦争&イラク戦争の機密文書を公開! 告発サイト「ウィキリークス」の主宰者、
サイバースペースの叛逆児アサンジ、
CIAの国家機密を内部告発したスノーデン、
詐欺師の父を持ち、スパイからベストセラー作家に転身したジョン・ル・カレ、
銀座を愛し、ニッポンの女性を愛した、20世紀最高のスパイ・ゾルゲ、、、
古今東西、稀代のスパイはみな、
人間味あふれる個性的なキャラクターばかり。
そんな彼らは、いったいどうやって
世界を揺るがす超弩級の情報を
どうやって手に入れたのか?
「最後の勝負は、いかに相手の懐深く飛び込み、
信頼を勝ち取れるかにかかっている。人間力を駆使して
盛りかえる情報だけが、ダイヤモンドのような輝きを放つ」
(本文より)
情報の主戦場がサイバースペースに移りつつある今こそ、
検索で見つけた無味乾燥な情報ではなく、
自らの足で、時間をかけて集めたインテリジェンスが
何ものにも代えがたい、唯一無二な価値を持つ。
人間味あふれるスパイたちが繰り広げるドラマチックなストーリーは、
同時に、今の時代を生き抜くために欠かせない、
インテリジェンスセンスを磨く最高のテキストなのだ。
巻末には手嶋龍一さんが自らセレクトした、
「夜も眠れないおすすめスパイ小説」ベスト10付。
手嶋龍一[テシマリュウイチ]
外交ジャーナリスト・作家。一九四九年、北海道生まれ。NHKワシントン特派員として冷戦の終焉に立ち会い、FSX・次期支援戦闘を巡る日米の暗闘を描いた『たそがれゆく日米同盟』、続いて湾岸戦争時の日本外交の迷走ぶりを衝いた『外交敗戦』(ともに新潮文庫)を発表。ワシントン支局長として二〇〇一年の同時多発テロに遭遇し、十年に及ぶ対テロ戦争を追った『ブラックスワン降臨』(後に『宰相のインテリジェンス』として新潮文庫に収録)を上梓。NHKから独立後に発表したインテリジェンス小説『ウルトラ・ダラー』、その姉妹編にあたる『スギハラ・サバイバル』はベストセラーに。慶應義塾大学教授としてインテリジェンス論を講じ、現在も各地の大学や公的機関で後進の指導に取り組んでいる。情報ライブ ミヤネ屋(読売テレビ)、シューイチ(日本テレビ)など、テレビ、ラジオなどでも活躍中。
内容説明
世紀のスパイ、ゾルゲ、二重スパイ、キム・フィルビー、稀代のハッカー、アサンジ…彼らは、世界を揺り動かす超一流の情報をいかにして手に入れたのか?
目次
第1章 「パナマ文書」の紳士録―モサック・フォンセカ、バスティアン・オーバーマイヤー、習近平、ペトロ・ポロシェンコ、ウラジミール・プーチン、セルゲイ・ロルドゥギン
第2章 「パナマの仕立屋」の世界―ラモン・フォンセカ・モーラ、ユルゲン・モサック、マヌエル・アントニオ・ノリエガ
第3章 パーフェクト・スパイの迷宮―ジョン・ル・カレ、ロニー・コーンウェル
第4章 伝説のスパイの原像―ジョン・ル・カレ、ジョン・ビンガム、ヴィヴィアン・グリーン
第5章 裏切りの風土―ダブル・エージェントとは何者か―キム・フィルビー、ニコラス・エリオット
第6章 銀座を愛したスパイ―リヒャルト・ゾルゲ、山本満喜子、ロベール・ギラン、石井花子
第7章 サイバースペースの叛逆者―ジュリアン・アサンジ、エドワード・スノーデン
著者等紹介
手嶋龍一[テシマリュウイチ]
外交ジャーナリスト・作家。1949年、北海道生まれ。NHKワシントン特派員として冷戦の終焉に立ち会い、FSX・次期支援戦闘機を巡る日米の暗闘を描いた『たそがれゆく日米同盟』、続いて湾岸戦争時の日本外交の迷走ぶりを衝いた『外交敗戦』(ともに新潮文庫)を発表。ワシントン支局長として2001年の同時多発テロに遭遇し、NHKから独立後に慶應義塾大学教授としてインテリジェンス論を講じ、現在も各地の大学や公的機関で後進の指導に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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