出版社内容情報
又吉直樹さん絶賛!
天才演劇作家の妄想と日常が交錯する
待望の初エッセイ集!
1985年に北海道で生まれ、
2007年に「マームとジプシー」を旗揚げして、
26歳のときに演劇界の芥川賞とも称される
岸田國士戯曲賞を受賞。
――故・蜷川幸雄氏も一目置いた天才演劇作家が
女性週刊誌『アンアン』にて
思うがままを言葉にして焼きつけた
不可解な女子たちの
からだ、
きおく、
におい、
あるいは、そのすべて。
「振り回されること自体が、気持ちいいのはなぜだろう。
振り回されて、豊かな気持ちになるのはなぜだろう」
日々、悶々と女子たちを傍観して生きる男の日常が明かされる
妄想系エッセイの最高傑作、ついに完成!
又吉直樹さん絶賛!
「透きとおった変態性と切なさが最高でした。」
藤田貴大[フジタタカヒロ]
1985年生まれ、北海道出身。桜美林大学文学部総合文化学科にて演劇を専攻、2007年に『スープも枯れた』でマームとジプシーを旗揚げ。2011年に発表した三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を受賞。2013年『てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。および、ひかりについて。』で初の海外公演。さまざまな分野のアーティストとの共作を意欲的に行うと同時に、中高生たちとのプロジェクトも積極的に行っている。主な演劇作品は『あ、ストレンジャー』『cocoon』『書を捨てよ町へ出よう』『小指の思い出』『ロミオとジュリエット』など。
内容説明
ぼくを誘い、彷徨わせる君はなにもの?圧倒的に不可解な女子たちをどこまでも追いかけて―。人気演劇作家が悶々としながら視て、触れて、記憶した半生の足跡。an・an発、初エッセイ集!
目次
1 からだ(うでの毛、さわさわ。;はえぎわんだーらんど。;その前髪は誰の指図でもない。 ほか)
2 きおく(20代の「いつか」について。;昼下がりの如雨露。;かかとがずぶずぶなひと。 ほか)
3 におい(サイズがちがうの着ちゃうわけ。;マフラーにしまわれたい。;サボテン荘の人々。 ほか)
著者等紹介
藤田貴大[フジタタカヒロ]
1985年生まれ、北海道出身。桜美林大学文学部総合文化学科にて演劇を専攻、2007年に『スープも枯れた』でマームとジプシーを旗揚げ。11年に発表した三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を受賞。さまざまな分野のアーティストとの共作を意欲的に行うと同時に、中高生たちとのプロジェクトも積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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