出版社内容情報
300本を超える映画、26冊の著書を遺して、86歳で逝った高峰秀子さん、没後5年、ファン待望の記念刊行。
養女である著者が、生前には知らなかった、きちんと整理された見事な引き出し。
一体、中には何が入っていたのか、その一つ一つの中に、人間・高峰秀子が大切にしたものを見出していきます。
クロワッサンで人気の連載エッセイ「高峰秀子の引き出し」が書籍になりました。
300本を超える映画、26冊の著書を遺して、2010年12月28日、86歳で逝った高峰秀子さん、没後5年、ファン待望の記念刊行です。
その死後、初めて開けられた引き出し。
養女である著者が、生前には知らなかった、きちんと整理された見事な引き出し。
取っ手に貼られた小さな紙片。「タキシードの小物」「スカーフ」「足袋」「下着」「風呂敷」「くつした」「カシミアセーター」……。
「どこの引き出しも、どの引き出しも、開けると、目を見張るほど美しかった。その一つ一つを、惜しげもなく、高峰は私に見せてくれた。そのたびに私は、驚き、唸り、見惚れた。だが、一番美しかったのは、高峰秀子という人間が持つ、引き出しだった。何気なく言った彼女の一言、ふいに見せる表情、彼女にとっては毎日行っている当たり前の行動、物事への対処……。それらの一つ一つが私には、無言の教えだった」(あとがきより)
高峰秀子の引き出しには、いったい何が入っていたのか、その一つ一つの中に、人間・高峰秀子が大切にしたものを見出していきます。
「高峰秀子の引き出し」
開けたとき 序にかえて
タキシードの小物
ギフト その1
ギフト その2
化粧
手紙 その1
手紙 その2
辞書
写真
アルバム
シール
手作り その1
手作り その2
趣味 その1
趣味 その2
予定
ハワイ その1
ハワイ その2
電話 その1
電話 その2
愛情表現
直径十二センチのフライパン
徒然草
差配
自己管理 その1
自己管理 その2
訃報
まなざし その1
まなざし その2
まなざしが遺してくれたもの
あとがき
【著者紹介】
斎藤明美 (さいとう・あけみ)
作家。1956年、高知県生まれ。津田塾大学卒業。高校教師、テレビ構成作家を経て、「週刊文春」の記者を20年務める。1999年、初の小説「青々と」で第10回日本海文学大賞奨励賞受賞。2009年、松山善三・高峰秀子夫妻の養女となる。『高峰秀子の捨てられない荷物』『高峰秀子の流儀』、近著『高峰秀子 解体新書』など著書多数。
内容説明
一体、中には、何が入っていた?その死後、初めて開けられた引き出し―。養女である著者が、その一つ一つの中に、人間・高峰秀子が大切にしたものを見出していく。クロワッサン人気連載、待望の書籍化!
目次
開けた時―序に代えて
タキシードの小物
ギフト その1
ギフト その2
化粧
手紙 その1
手紙 その2
辞書
写真
アルバム
シール
手作り〔ほか〕
著者等紹介
斎藤明美[サイトウアケミ]
作家。1956年、高知県生まれ。津田塾大学卒業。高校教師、テレビ構成作家を経て、「週刊文春」の記者を20年務める。1999年、初の小説「青々と」で第10回日本海文学大賞奨励賞受賞。2009年、松山善三・高峰秀子夫妻の養女となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バーベナ
yoyogi kazuo
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