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出版社内容情報
脈々と受け継がれてきた伝統や文化、なかでも「年中行事」は、日本人の心のふるさとのようなもの。家族や親しい人たちとの絆を、より固く結びつけてくれるものです。創業以来、暮らしとともに、年中行事と深くかかわってきた三越と伊勢丹。その眼を通して、年中行事のいわれ、現在まで息づく魅力、歴史の中のエピソードなど、ひとこまひとこまを写し取った写真とともに紐解いていきましょう。
おせちを囲んで家族と過ごすお正月、親しい人と満開の桜の下、宴を楽しむお花見、晴天の夜空を願って短冊に願いをこめる七夕、澄んだ秋の夜の満月を眺めるお月見……。
季節ごとの行事の数々。どれくらい生活に取り入れていますか?
昭和から平成へと日本の暮らしは大きく変わってきました。大震災や不安定な経済状況にあって、いま、人々は進化や繁栄だけではない心の豊かさを求めています。人と人とのつながり、ものを介した気持ちのやりとり、さまざまな行事を通じて結ぶ縁、そこに新たな価値を見出しています。
日本人の生活に脈々と受け継がれてきた伝統や文化、なかでも「年中行事」として形づくられてきた風習は、日本人の心のふるさとのようなものではないでしょうか。また、家族や親しい人たちとの絆を、より固く結びつけてくれるものでもあります。
お正月のおせちや初詣で、七草がゆ、節分の豆まき、ひな祭り、お彼岸、お花見、端午の節句、七夕、お中元、土用の丑の日、お盆、お月見、七五三、酉の市、冬至、お歳暮、年越しそば……。季節のうつろいとともにある年中行事は、日本人が長い歳月、自然とともに生きてきたことも思い出させてくれます。
次世代にもぜひ、伝えていきたい日本ならではの年中行事。そのいわれや由縁、しきたりなどを伝える術は、残念ながら少しずつ失われているような気がします。
この本では、長い歴史と伝統の中に革新の二文字を持ち、老舗の風格と鋭い感性をあわせもつ百貨店、三越伊勢丹が、お客様からの数々のお問い合わせに答えるべく、蓄積してきた知識や資料を通して、日本の年中行事のいまある姿、本来の姿を読み解いていきます。
創業以来、日本人の暮らしとともにあり、年中行事とも深くかかわってきた三越と伊勢丹。その眼を通して、身近な年中行事のいわれ、現在まで息づく魅力、歴史の中のエピソードなど、そのひとこまひとこまを写し取った写真とともに紐解いていきましょう。
はじめに
お正月
七草の節句
どんど焼き
成人式
節分
バレンタインデー
ひな祭り
お彼岸
お花見
八十八夜
端午の節句
母の日
衣更え
父の日
夏越の祓
七夕
お中元
土用の丑の日
虫干し
暑気払い
お盆
夏祭り
花火大会
お月見
敬老の日
秋祭り
七五三
酉の市
お歳暮
冬至
お正月準備
クリスマス
大晦日
三越伊勢丹 年中行事のライブラリー
【著者紹介】
三越伊勢丹グループは、2008年に老舗百貨店である三越と伊勢丹が統合した日本最大の売上高を誇る百貨店グループ。三越は1673年創業の呉服店「越後屋」から始まり、1904年の?且O越呉服店設立と共に「デパートメントストア宣言」を行い日本初の百貨店となる。伊勢丹は1886年「伊勢屋丹治呉服店」として創業し、1933年新宿に本店を移したことを機に本格的なファッション百貨店への歩みが始まる。現在は、新宿・日本橋・銀座など首都圏に9店舗を展開する?且O越伊勢丹をはじめ、北海道の?且D幌丸井三越から九州の?滑笂c屋三越まで日本国内26店舗(持分適用会社含む)、海外37店舗(持分適用会社含む)を有する百貨店事業を核とした小売業グループ。
内容説明
お正月のおせちに初詣、七草粥、節分の豆まき、ひな祭り、お彼岸、お花見、端午の節句、七夕、お月見、七五三、冬至、年越しそば…。日本って、やっぱりいいな。日本を代表する老舗百貨店、三越伊勢丹が写真とともに年中行事の温故知新を伝えます。英文解説付き。
目次
お正月
七草の節句
どんど焼き
成人式
節分
バレンタインデー
ひな祭り
お彼岸
お花見
八十八夜〔ほか〕
感想・レビュー
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ヒデミン@もも
pandakopanda
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