内容説明
作家・評論家・創作セミナー講師、三つの顔を持つ著者が、失敗談や豊富な文例を織り交ぜながら、作品の執筆過程を書下ろした参考書。これであなたもミステリが書ける!
構成:読む/題材をさがす/調べる・取材する/ミステリとは何か/人物をデッサンする/構成プランをつくる/キャラクターをつくる/視点/時制/文体・シーンの演習
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OHモリ
2
〇とにかく毎日書きなさい→●これはもうどの本でも書かれているセオリー、そりゃそうだなと思う。〇読むことは書くことの入り口→これは必ずしもそうでないのかもしれない。読まないでも書けると言いきっていたり、マンガや映画を見ればOKといっている本もあるが、読むことは書くことの近道だろうとは思う。本書のような本で学んだいろいろな視点でミステリーを書いてみようかなと思いながら、その参考にと思って読むだけでも楽しくなりそうだし、ミステリーなど書かないとしても読み方の質が変わって読書がより楽しくなるだろうと思う。2018/04/12
KUAD
1
非常に有意義だった。ミステリだけでなく、小説全般を書くのに参考になった。特に、小説を書き上げるのに必要なのは、究極、「ノウハウでも才能でも頭脳でも感性でもない。野蛮なほどの意志。それだけだ。それだけがゴールに辿り着くための力を与えてくれるものだ。ただゴールを信じることだ」p120は至言だ。その他にも枚挙のいとまがないが、スランプ脱出法(スランプは退治しようしない。書く段階に至っていない場合もある)とか、時間を整理するシーンの切れ目で「小道具。季節感。言葉の断片」を使い回せとか、素人にも分かりやすかった。2012/02/03
ほたる
1
別にミステリじゃなくても、論理的な物語の参考に出来ます(ミステリの予備知識が多少あると読みやすい)2010/07/18
慧
0
★1/22002/11/08